桜ちかこ

ひとり淋代 – 桜ちかこ

わかれの淋しさ 代ってほしい
すがる思いで ひとり来た
秋も晩(おわ)りの 淋代(さびしろ)は
その名に違(たが)わぬ 海のいろ
女のなみだで 染めたでしょうか
風が風が騒(ざわ)めく 淋代海岸

浜辺にこぼれた 小枝をだいて
鳥は渡って 来たという
命がけなど 私には
後悔ばかりが 身をせめる
私におちどが あったでしょうか
逸(はぐ)れ逸れ鳥啼く 淋代海岸

ひとりで来たのに 忘れたいのに
うしろ髪引く 影法師
人を愛した 倖せは
淋しさ消えても 消え残る
心のささえに なるのでしょうか
波が波が煌(きら)めく 淋代海岸

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おんな花火節 – 桜ちかこ

女だてらに 火の粉を浴びて空に描きたい 夢がある好きで繋(つな)いだ 家業じゃないかなにがなんでも やり通す春夏秋冬 いつだってアアンア…アンア…どんと咲かすぞ

袰月海岸 – 桜ちかこ

赤い絵具を ぶつけたように燃える夕陽よ なぜ寒い なぜ寒い今の倖せ あなたの愛をすてて都会に 行けるでしょうか夢を選んだ 女のこころ許してください 袰月(ほろづ

命のかぎり – 桜ちかこ

遠い星空 見上げて思う私の星は あるのかとあゝ歌を唄って ゆく道にほんの小さな 希望があれば私は唄う 命のかぎり憂き世荒波 試練の道を一緒に歩く 母がいるあゝ風

風 – 桜ちかこ

娘ですもの 知ってます母の涙も がんばりも小さな身体(からだ)を 折りまげて 折りまげて半端ない 世間の風を やり過ごす母さんあなたを 幸せに木の葉散らしの 木

丹後半島 – 桜ちかこ

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浜の恋唄 – 桜ちかこ

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桜吹雪 – 桜ちかこ

桜吹雪はこの世を変える居座る冬を追い払うまだまだ夜風は冷たいでしょうそれでも心は華になるさくらさくら夢ざくら叶わぬ時は何(どう)すれば 天神様に詣(まい)ります

流氷酒場 – 桜ちかこ

風が暖簾(のれん)を たたくたび蟹を焼く手が 止まりますみれんなんです 三ヶ月(みつき)もたっていまも待ってる あのひとを北の最果て 流氷酒場カモメお前も さみ

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