二人でまた来ようと 約束した
あの人がいない 淋しい一人の旅
帰らぬ日の光を映す ローマの泉よ
楽しそうに騒ぎながら 願いをかける
とおい空を渡って来た 恋人たち
幸せとは 目に見えない
明日を 待つことなの
言葉も違う 人のなかで
あの人 想えば
つらい愛の終りだけが 心にしみる
別れを しぶきのかげに
かくしていた きれいな泉
幸せとは 目に見えない
明日を 待つことなの
あなたもひとり私もひとり 夢をみようと
男たちが笑いかけて 暮れゆく泉
青い水をたたえ 愛の涙を浮かべる泉
淡い星をかざり 恋の歓びささやく泉
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最後のワルツ – 坂東玉三郎 ふたりの恋おわる日にその辛さも知らないで聞こえてくる懐かしいワルツ別れの前にもう一度だけ踊って 最後のワルツ私を抱いて初めて聞いた 愛の言葉聞かせて消える幸福の
18歳の彼 – 坂東玉三郎 18の彼は 綺麗で 強さは大人だった真夏の出来事 私は昔を思い出した髪の毛直して マスカラつけると 笑う彼それが可愛くて 私は何でもあげていい18の彼は なによ
離婚 – 坂東玉三郎 ふたりの子どもは あなたが引き取り手続きがすんだら すべてがおしまい私は離婚で ばかげた役割ねあなたのしたことは だれにいわせても弁解できないわふたりのすてきな
群集 – 坂東玉三郎 私は思い出す あの日を街の祭りのあの日をあの日 あの人が いつの間にか私のそばに 押されて来たふたりは人の波間にただよいながらもまれては 肌をふれあいそしていつ
ボラ・ボラ・アイランド – 坂東玉三郎 白い砂 ぬける空この世にひとり 私は残されて熱い風 ぬれる柳子さまよい来た いのちも夢のよう赤い花をさした 黒髪の娘がはだしで海を渡る 紫のさんご礁島かげをぬけ
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人の気も知らないで – 坂東玉三郎 夜毎夜毎に はだ触れ合って二人で口づけした あれは夢だったの人の気も知らないで移り行くは つれない君の心狂おしき我が胸よ忘れられぬ あの想い出苦しきこの心人の気
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ジュテムレ – 坂東玉三郎 またたく星の夜ごと抱き合いて ジュテムレくちづけに花の匂いあせるまでは ジュテムレジュテムレ 生命つづくかぎりいつまでも いつまでも美しき恋の火はただひとときに
急流 – 坂東玉三郎 山から白いしぶき上げて流れくるはやせのように花咲く野をゆくはやせのように汚れない愛に満ちあふれ街へと流れて来たけど昔のわたしはもう今はない心を街で いつかなくし
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妻へ – 坂東玉三郎 年月重ねて 額にも深くしわが刻まれたふたり子どもは巣立って 残されたものは果てなくむなしい想いもっと年とって 老いさらばえても話ぐらいできるふたりで明日がなくな