汽葉ケイスケ

化け物 – 汽葉ケイスケ

送られてきた 画期的な研究のレポートに驚き
そしてセンターは 送付者に賛辞の電話をすぐ掛けてみたが
まさかのまさか 弱冠12歳の子供だったので
何も聞かず電話をした者は 悪戯と処理をした

昔先生から教えられた 辞書をとにかくひきなさい
ひくのが早ければ大人になった時 とても役に立つからね。と
まさかのまさか その先生はスマホに依存しちゃって
調べ物は全部ネットの未来を暮らすなんてね

誰も責めちゃいけないよ わかんないさ
誰にもわかんないさ

でもきっと必要なんだ ほんの少しの疑いが。
時にはね

じゃじゃ馬な理想に乗る
羽のある魚が飛んでった
じゃじゃ馬な理想に乗る
欲望がどばっと溢れた

どろろん 僕は化けていく
どろろん なりたいものに化けてく

あなたにはできないとしても 僕にはできる事かもしれない
または僕にはできなくても あなたにはできるかもしれないので
いつまでもこの慣れ親しんだ場所から動かないまま
暮らしたらこの答えは古すぎて カビ臭くて堪らん

優しさから湧いてきた 怒りなら
止めないで良い気がした
意味を尋ねるなんて 今は野暮さ
意味するために、歌うの

じゃじゃ馬な理想に乗る
羽のある魚が飛んでった
じゃじゃ馬な理想に乗る
欲望がどばっと溢れた

どろろん 僕は化けていく
どろろん なりたいものに化けてく

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