汽葉ケイスケ

Silence Talks – 汽葉ケイスケ

誰も知らない 東京で僕は 唯一知った顔の 月を眺めた

今声を出せばただの独り言 場所が場所なら「奇声」と成り得るさ

Silence talks about me now.

沈黙で語る 多弁な東京で
僕はここから 始まるのだ

多すぎる音で聞き逃してたが
隣のおじいさんが やけに色気のある声だった

Silence talks about me now.

沈黙で語る 多弁な東京で
僕はここから 始まるのだ

沈黙で語る そして、気付く
君に話せば良かったことを

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