麻生しおり

  • どうするの どうしよう – 麻生しおり

    あなたに逢えなくて あなたに逢いたくて街角は雨に咲く 傘の花恋は終わったから 恋は終わったのにまだ心 帰らない 迷子になったまま 女だから 愛がほしい優しく抱いてほしいなのに夜も 独りぼっちこの胸に がらんどうこれからこれから私はどうするの どうしよう 小さな鳥カゴの 扉は開けたまま行きたけりゃ行きなさい 逃げなさい嘘つきだったけど 曖昧だったけど本当に好きだった 眠り顔もすべて 何もかもが 二つ…

  • 臆病者 – 麻生しおり

    悲しみが似合うだけのそんな 生き方してたら口紅(べに)を引く ときめきもいつか忘れて 臆病になるわ 夕暮れが 窓を染めて今日の終りを 告げてもあの人が 帰るところいまは 私の胸じゃないから 出逢いと別れで 生れ変って素肌を許して また恋をするけれどひとつには なれはしない 女と男は 想い出を恋しがれば涙をいじめる それだけあの人を 忘れることいまは 心に決めているから 昨日とあしたを 切り離したら…

  • 夜明けの仲間たち – 麻生しおり

    心の中に 道がある未来へつづく 道がある瞳の中には地平線いつも新しい夢がある 走ろうじゃないか もっと遠くへ運ぼうじゃないか 豊かな今日を 陽が昇る 空が燃える世界がめざめる元気にゆこう 元気にゆこう夜明けの仲間たち 誰かと今日もめぐり逢う心の道が またのびる力が笑顔が幸福が腕を組み合ってふえてゆく めざそうじゃないか もっと遠くを作ろうじゃないか 大きな明日を いつだって生まれたてのあこがれ か…

  • 愛のさすらい人 – 麻生しおり

    ふり向きもしないで行ってしまった あの人その理由(わけ)さえも 聞けずにあの日のままで 凍てついてた心降り積もる 悲しみを愛しさの破片(かけら)で 埋めながらただ思い出の中で さすらう私時の流れが いつか悲しみを消してくれるなら見知らぬ町の 何処かで別の私になりたいのです さよならも言わずに行ってしまった あの人なぜ伝えたい 思いもあの日のままで 閉ざされた心降り積もる 淋しさを愛された記憶で 埋…

  • セレナーデ – 麻生しおり

    その肩の 向こうの空に待ってる人が あなたにはいて黄昏に 都会は沈みうるんだ瞳に 灯りがともる ひとりきりで 歩いて行ける きっと 君は眉をひそめ あなたは時計を気にしてる忘れないで 微笑みを投げ返すけれどこれ以上 悲しみを抱けない ずるいのは さびしいと言わなかった私ずるいのは あの人と比べていたあなた 向き合って 港を見てたなじみの店も 今は ないけどたたんでも たたみきれない思い出だけが あ…

  • 北国はいいよね – 麻生しおり

    木造校舎のワックスの匂い両脇を抱いた 桜の下で北国はいいよね 凛々としてさ寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 口じゃ言えぬほど冬は辛いけど短い春なら なおも愛しい思い出はいつでも まるで夢の中時はすぎても 川の流れはかわらない 懐かしい本に 白い花の栞 北国はいいよね 凛々としてさ寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 懐かしい本に 白い花の栞 人気…

  • ゆうべの秘密 – 麻生しおり

    ゆうべのことは もう聞かないであなたにあげた わたしの秘密幸せすぎて 幸せすぎてあなたにすべてを かけたのだからゆうべのことは もう聞かないでこのまま そっと 抱いててほしい ゆうべのことは もう云わないで甘えていじわる しただけなのよ幸せなのに 涙が出るのあなたにすべてを かけたのだからゆうべのことは もう云わないでやさしく そっと 見つめてほしい 幸せだから 何だかこわいあなたにすべてを かけ…

  • 好きだから – 麻生しおり

    あなたがいれば あなたといれば何もいらない疲れた夜は おやすみなさい私の胸で 最初はなんにも なかったわいけない恋と 言われもしたわ愛は愛は この愛は命にかえても かまわない 無口な人の やさしい人のそばに好きだから あなたの前に 少女みたいにほほを染めてる哀しみさえも 切なささえも人生だもの こんなに激しく 燃えあがるそんな自分に 驚いている少し遅い めぐり逢いなおさら心が 頑張るの いつしか窓…

  • 春のジャケット – 麻生しおり

    八時のバスに 間に合うように急いでドアを 閉めたあなたと言葉ひとつが 交わせなかったそれが悔しい 初雪の朝あの人が いなくなるなんて思いもしなかった…今度の季節のためにあなたが選んだ ジャケットはとうぶん着られるように少し地味な色にしたね何年も使うつもりで 十年前の 笑顔のままのあなたの写真 にくらしいけど少し太った 今のわたしを見せてあげよか 空に向かって人生は色々と唄が歌っているようにも一度生…

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