あなた どうしているかしら
ぬれて歩いてないかしら
思い出させる今日の雨
あゝ今日の雨
まさかあの日のあなたまで
女泣かせと知らないで
虹の色した夢を見た
あゝ 夢を見た
たとえ世間をせめても
あなたひとりがほしかった
女心のなごり雨
あゝ なごり雨
もしも死のうと言われたら
私いつでも死ねました
うらみたくなる街明り
あゝ 街明り
赤い花から青い花
飛べる蝶々が憎らしい
あなたひとりに泣くわたし
あゝ 泣くわたし
今度生れてくる時は
二度と女にならないわ
そんなせつない恋でした
あゝ 恋でした
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恋はみじかい 夢のようなものだけど女心は 夢を見るのが好きなの夢のくちづけ 夢の涙喜びも悲しみも みんな夢の中やさしい言葉で 夢がはじまったのねいとしい人を 夢
貴方がそんなに したうほど私は素敵な 女じゃないわわがままいわずに その腕をほどいて私を 自由にしてねきっと来るわよ 年上の女を愛する むなしさがどんなに暗い
河を野菊の花が流れて行くわさみしい時の涙のように私の好きな男の人は幸せ求めて旅に出たのよ忘れはしない私の胸はたったひとつのやさしい言葉『愛』『愛』あなたの愛を河
初めて知った恋じゃないけれど愛しすぎたの忘れられないあんなにあんなに激しく抱かれて心もからだも枯れ葉のようねああ 肌をすぎて行くああ 恋の通り雨倖せすぎた 夜が
ひとつ教えて 進んぜましょう昔愛した 人の事紙のこよりを 器用につくり私の小指に 二重巻き丁度丁度あの日も みぞれ雨ふたつ教えて 進んぜましょう昔愛した 人の事
私が十九の時だったのよさみしさだけで 人を愛して心に傷が ついたのはルージュをかえたら涙が 涙が こぼれたわ私が二十の時だったのよはじめてあなたの 胸に抱かれて
真昼に さめたままみた夢か胸をくだくように抱いたあなたは つむじ風のようにいまでも 忘れきれないあなた二度とふりむかずに消えたあなたは 二度とかえらない愛してい
悪い人か いい人なのかわたしが一番 知ってたくせにかばいきれず 噂に負けてわたしがあの人 棄てました煙草 お酒 トランプなにがいまでは 似合うのかしら人の流れに
あなたと私が別れる時はきっと私は泣くのでしょうねあたりまえの ことだけど泣いて泣いて 泣いて泣いてその後で ほかの誰かを ほかの誰かを愛して愛して みるわあなた
昨日まで昨日までなんでもなかったあの人が今夜は何故かとても気になる好きだとはまだいえないまだ恋じゃないだけど今夜のあの人はとてもとても気になる人あの人のあの人の
悲しい時はじっと目をとじてこころをかくすあなたがつらいなにもかも打ち明けあって二人で泣いた あの頃のこと思い出してね 月の光の中ではじめから出なおしたいのくちづ
はかない恋とひとはいうけどくらいさびしい夜から夜へどうしてひとりで生きてゆく恋がなけりゃ夜は闇よそっと そっと消さないでおこう胸にともった恋の灯り恋がなけりゃ夜
一度 無理にも忘れてみたけど今もあなたはせつない思い出はじめから幸せはあきらめて愛したあなたは二人と逢えない人ですもの遠くなるほど 心ひとすじ燃えてゆける 恋も
ゴンドラ ゴンドラ波にまかせてゆれてながれる 女心青い空に なげたくちづけ恋のゆくえは ゴンドラまかせゆらゆららららああ いい気持ちゆらゆらららららゴンドラまか
私に何が出来るでしょう愛するどころか 愛される力を養う ひまもなくあなたに心を 盗まれた歩く為には 杖がいるからだ支える 杖がいる自分ひとりで 足ばやに先へ先へ
オランダ塀の 雨に咲く平戸つつじは ジャガタラさんの故郷へ祈りの 押し花便り海の向うの 異国の浜に泣いて涙の 墨で書く海は荒波 根獅子の浜で沖を眺めりゃ 南蛮船
どんな女に見えたのかしらあなたも私を捨てたまごころなんて哀れなものね何になるのよどうせまた誰かを酔わせている頃ね人にも云えずに泣いてみた夜はブルース愛したなんて
夜のなぎさをゆけば甘いあなたの声が聞こえてくるのよ波の中から今もそうだわ ここだわ 小舟の陰であなたに抱かれて目を閉じたのよ二人愛した夏は夜のひき潮みたい私だけ
思いあまって泣きたい時も耐えるしかない夜の片隅愛ひとすじに生きてゆきたい女の夢は沙羅の花びらめぐり逢いたいしあわせ遠く嘆きばかりの多い細道死にも出来ずに歩いてゆ
花嫁色した 私の恋はあなたに向って 走っているの春には色づく 若葉のように二人は自然に 結ばれるのよ青空いっぱい 幸せだからくちびるいっぱい 幸せだからウン花嫁