兄や妹や 父母の
歓呼の声に 奮いたち
さらば出征(ゆく)ぞと 故郷を
遠く離れて 幾百里
来る日来る日の 戦いに
刃こぼれしたる 銃剣(けん)の尖(さき)
赤い夕陽に きらきらと
進む無敵の 我が部隊
高梁噛みしめ 丘越えりゃ
行手に白い 綿の花
敵の弾音 聞きながら
暫し憩いの かり枕
かねて覚悟の この身体
御国のためだ 華と散ろ
かたく戦友の 手を握り
誓う塹壕の 月あかり
見たか誉れの 日の丸を
朗らにあおぐ 徐州城
忘れられよか 真ッ先に
あの日拓いた 突撃路
これで本望と 戦友が
抱かれし儘で 笑い顔
傷をこらえて 言うことに
一目見たいよ 故国(くに)の空
泥濘(どろ)に塗(まみ)れた 軍服(ふく)を脱ぎゃ
坊やの写真が 手に触る
明日も一緒に 父さんと
銃をかついで 進軍歌
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誰か故郷を想わざる – 霧島昇 花摘む野辺に 日は落ちてみんなで肩を組ながら唄をうたった 帰りみち幼馴染の あの友この友ああああ 誰か故郷を想わざるひとりの姉が 嫁ぐ夜に小川の岸で さみしさに
三百六十五夜 – 霧島昇 みどりの風に おくれ毛がやさしくゆれた 恋の夜初めて逢うた あの夜の君が今は生命を 賭ける君たそがれ窓に 浮ぶのはいとしき人の 旅すがた我ゆえ歩む 道頓堀の水の
旅役者の唄 – 霧島昇 秋の七草 色増すころよ役者なりゃこそ 旅から旅へ雲が流れる 今年も暮れる風にさやさや 花芒時雨ふる夜は 蟋蟀(こおろぎ)啼いてなぜか淋しい 寄せ太鼓下座の三味さ
湖畔のギター – 霧島昇 山の湖畔の 夕月に咲いた白百合 亡き人恋しかえらぬ君と 知りながら思う心の せつなさよギター悲しや すすり泣き愛の印に 頭字(イニシャル)を君ときざみし 白樺い
胸の振子 – 霧島昇 柳につばめは あなたにわたし胸の振子が鳴る鳴る朝から今日も何も言わずに 二人きりで空を眺めりゃ なにか燃えて柳につばめは あなたにわたし胸の振子が鳴る鳴る朝から
目ン無い千鳥 – 霧島昇 目ン無い千鳥の 高島田見えぬ鏡に いたわしや曇る今宵の 金屏風誰のとがやら 罪じゃやら千々にみだれる 思い出はすぎし月日の 糸車廻す心の 盃に紅はさしても 晴れ
若鷲の歌 – 霧島昇 若い血潮の 予科練の七つボタンは 桜に錨今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃでっかい希望の 雲が湧く燃える元気な 予科練の腕はくろがね 心は火玉さっと巣立てば 荒海越えて
麗人の歌 – 霧島昇 紅い帯締め 花嫁人形明日は売られて どこへゆく泣いてみたとて あの人が告げぬ想いを ああ なんで知ろ夢はやぶれて 花嫁手形はでなたもとが 恥かしや覚めて浮世の
旅の夜風 – 霧島昇 花も嵐も 踏み越えて行くが男の 生きる道泣いてくれるな ほろほろ鳥よ月の比叡を 独り行く加茂の河原に 秋長けて肌に夜風が 沁みわたるおとこ柳が なに泣くものか風
南進男児の歌 – 霧島昇 きみが剣の 戦士ならわれは南の 開拓士共に明るい 日本の希望に燃える 若き民進め丈夫 われ等こそ南進日本の 先駆者(さきがけ)だいまぞ男と 生れ来て拓け南の 陸
淀の流れは十三里 – 霧島昇 宇治の流れに桂と木津と溶けて大川十三里淀のな 淀の流れは十三里港 港 で山ほど積んで上り下りの通い船淀のな 淀の流れは十三里雨の降る日は溢れる水を止めて堤が青々
皇軍の戦果輝く – 霧島昇 握る 拳が 感激に燃えてふるえた 大号令臨時ニュースを 聴いたとき胸が 血潮が 沸(たぎ)ったぞグアムで ペンギン 爆沈し初陣飾る 鬨の声競い立ったる 爆弾に焼