織田みさ穂
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あなたの風に吹かれていたい – 織田みさ穂
女は誰でも ひとつの物語迷いながらも 歩いてる過去もあります 傷もありますきれいな思い出 だけじゃないあぁ あなたの風に 吹かれていたい出逢ってくれて ありがとうあなたがいたから もう一度生きてみようと 思ったの 愛する深さは 暮らした長さより夢を一緒に 見れること二度と泣くなと 抱いてくれたわ心にぬくもり 届いたのあぁ あなたの風に 吹かれていたい振り向かないわ 悲しみにあなたがいたから もう一…
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別れの季節 – 織田みさ穂
街外れ 並木路枯葉の群れと 戯れて消えた気紛れ 旋風(つむじかぜ)さよならの手紙 寒空の彼方ちぎれて飛んでゆく別れにはお似合いの 季節になった心まで凍らせる 季節になった 離れても 信じてたふたりの恋は 永遠と少女みたいな 夢みてた幸せを連れて あのひとが帰るその日はもう来ない哀しみが舞い降りる 季節になった思い出も凍らせる 季節になった 寂しさに震え 遅い春待つのわたしも冬木立別れにはお似合いの…
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青い薔薇 – 織田みさ穂
だめよ だめよ まだ帰さない夜は 夜は もう明けるけど始発電車の 時間に早いわいいの いいの ただ傍(そば)に居てそっと そっと 髪撫でながら愛のなごりを 惜しんでほしいのこんなにも 夢中にさせあなたは罪つくり香り咲く わたしは花青い薔薇ねぇ ねぇ ねぇ あなたの花よ そこよ そこよ ほらあるでしょう誰も 誰も そう知らないわあなたひとりの 秘密のほくろよすべて すべて この命までだって だって …
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濡れつばめ – 織田みさ穂
朝がきたなら 別れるはずのあなたの寝息 聴いている誰かに溺れて 火傷をしても恋に懲りない あなた 濡れつばめ男ごころが あゝ いじらしい 抱いてやさしく してくれるから別れを今日まで ひきずったどうにもなれよと 捨ててもいけず情に泣いてた わたし 濡れつばめ女ごころの あゝ 愚かさよ 燃えた名残か 最後にいちどあなた欲しさに ゆり起こす遣らずの雨やら 雨音聴いて燃えてすがれば 二人 濡れつばめ飛ん…
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折れたルージュ – 織田みさ穂
折れたルージュ ふたりの暮らし憎い分だけ 愛してたたとえ身体(からだ)は 離れても好きなこころは 離れないあなたはひとりで 夢から覚めて残ったわたしを 置き去りにして…嵐の去った 雨の街 わたしよりも 不幸になって戻りたければ それもいい生命までもと あげたのにおいていくのは 未練だけ嘘など気づかぬ 振りしていたの別れの予感に 震えてたから…飛べない鴎(かもめ) 雨の街 あなたはひとりで 夢から覚…