篠路佳子
潮騒夜曲 – 篠路佳子
あの船は…
式根通いか 新島行きか
汽笛が尾を曳く 夜の海
まるで昔(あのひ)の 私のように
誰も送って 貰えぬ女(ひと)が
独りしょんぼり タラップ登る
月明り…
遠い記憶の 波間を抜けて
私を呼んでいる 爪木崎(つめきざき)
冬に負けない あの水仙の
花になれよと 諭してくれた
母が恋しい 灯台岬
人生は…
波と同じね 小さい波の
節目に大きな 波が来る
夜の白浜 おもいで渚
裾をからげて 唄えば濡れる
女ごころの 潮騒夜曲
あの船は…
式根通いか 新島行きか
汽笛が尾を曳く 夜の海
まるで昔(あのひ)の 私のように
誰も送って 貰えぬ女(ひと)が
独りしょんぼり タラップ登る
月明り…
遠い記憶の 波間を抜けて
私を呼んでいる 爪木崎(つめきざき)
冬に負けない あの水仙の
花になれよと 諭してくれた
母が恋しい 灯台岬
人生は…
波と同じね 小さい波の
節目に大きな 波が来る
夜の白浜 おもいで渚
裾をからげて 唄えば濡れる
女ごころの 潮騒夜曲
あきらめました あなたのことはあとはお酒に まかせます男のずるさを 泣いてうらむよりやさしさ少しを みちづれに生きてゆけます 夢待ち酒場遊びにあきて 帰ってこい
想い出ばかりで 荷物が重たい心細くて つまずきそうね他人の笑顔が つらい朝いつも似合いの 雨が降るブルーブルー・レイニー絵に描いたような 不仕合わせだって浮気な