朱塗(あかい) 盃(さかずき) いっ気にあおる
いごっそ気質(かたぎ)の 男ぶり
どろめ祭りじゃ 評判の
かつお漁師の あんたと生きる
土佐のよ~ 土佐のよ~
よさこい よさ恋 夫婦ぶし
意地も度胸も 男にゃ負けぬ
漁場のうわさは 嘘じゃない
時化が三日も 続いたら
酒とあんたに 抱かれて眠る
土佐のよ~ 土佐のよ~
よさこい よさ恋 夫婦ぶし
沖の黒潮 逆巻く波に
かもめが大漁の 旗を振る
ゴムの合羽は 伊達じゃない
男まさりは おんなの誇り
土佐のよ~ 土佐のよ~
よさこい よさ恋 夫婦ぶし
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ひとつの蛇の目で 人眼を避けてふたり来ました 山峡(やま)の宿湯あがり酒にほんのりと ほんのりと酔ってあなたに お酌をすれば湯の香こぼれる… 雨の湯西川浴衣の胸
こころに消せない 女(ひと)がいる酒で流せぬ 恋もある呼べばせつない 偲(しの)べばつらいおまえの面影が…今夜もグラスに 浮かぶのさ最後の夜とも 知らないで指も
浮き世の風の冷たさもつらさせつなさくやしさもいのちの水と飲み干しながら男はひとり唄うものああ 唄うもの信じた人の裏切りもうそもうらみも悲しみもこぼれた花をいとし
ああ お前の骨なら 拾ってやるとまるで任侠の 義兄弟なじみの屋台の コップの酒が腐れ縁だと また笑う また笑うああ しょせんは独りと お前は 云うが人という字は
時は元禄 春弥生積もる遺恨の 吉良(きら)殿にもはやこれまで この我慢松の廊下の 刃傷(にんじょう)に哀れ浅野(おとこ)の 桜(はな)が散る殿の無念を 晴らして
やるぞやるぞと 力(りき)んでみても何もしなけりゃ 昨日のままさ今日の口惜しさ その涙バネにするから 明日(あす)がある心機 心機一転夢に賭けよう 人生勝負楽に
人は七つの 迷いを捨ててたった一つに 山をはる右や左へ ゆれたがる浮気ごころを おしのけてしょせん男の 人生はひとりぼっちの 夢登り楽がしたけりゃ 苦労をなめろ
俺なんか 逢わなけりゃしあわせに なれたのに晴れ着一枚 欲しがりもせず笑顔残して 逝ったやつ黒あげは 飛んだ野辺の送りの 夕暮れに黒あげは 舞い舞い飛んだおまえ
出逢ったあの日は 若さと愛嬌今ではやさしさ 思いやりそうさおまえは 二度惚れ女房熱燗一本 お猪口(ちょこ)がふたつ今夜は飲もうよ 水いらず初めて弱音を こぼした
こころに火の酒 呷(あお)ってみても胸の寒さは 癒せないなんであいつを ひとりにしたと路地の夜風が 身を責める身を責めるこの手で掴めぬ 倖せならば何故に逢わせた
きらいな男の 真実よりも惚れた男の 嘘がいいどの道 この道 女はよわいよわい女の かくれみの気取る子悪魔 夜のサングラス乗せられ上手な そぶりをしても落ちる間ぎ
風にあおられ へし折れず針の雨でも はね返すはやぶさよ はやぶさよおまえに男の 意地をみたこびず 恐れず 我が道を行く度胸ひとつを 道づれに明日(あす)の飯など
逢えば別れの この運命(さだめ)逢わす運命の 憎らしさあなた恋しい つゆくさの宿湯舟に映る かがり火が未練心に 未練心に 火を付ける仕舞(しま)い忘れた 風鈴の
路地にこぼれる 流行歌(はやりうた)聴けば昔が 近くなる男と女の 酒もいいひとり手酌の 酒もいいおもいでばかり 浮かぶ夜は酒よおまえと ふたりづれ夢を肴に 酔い
男は背中に 顔がある沁みた苦労が 書いてある綺麗事では 渡れないまして茨(いばら)の 浮世道夢を体に 巻きつけて登る男の坂道を情けを受けたら 手を合わし恩を返す
旅の稼業(しのぎ)も 三年過ぎりゃあとの五年は 風まかせまして まして……泣き節 新内流し加賀で足止め 湯の町しぐれ濡れりゃ草鞋が 重くなる娘なみだと 三筋の絃
横に曲がれず 斜めへ飛べず前へ行くしか 能がない飛車や角ほど 派手さはないがここが勝負と 決めたなら道は一筋 俺は行く苦に苦かければ 八十一の枡目しがらみ この
勝てば恨みを 背中に背負い負ければ世間の 嗤(わら)い者そんな時代に 歯を噛(く)いしばり生きてゆくのも 人の道おとこ平成 水滸伝一度沈んで 初めてわかる他人の
あいつと呑んでた この酒場(みせ)で今夜もひとりで 呑んでいるお猪口に揺れてる あの顔が笑って俺を 呼んでるようで…いい奴だったぜ あゝあいつひとりの女に 惚れ
潮が渦巻く 船折海峡海が舞台の 小早船勝つか負けるか 修羅場に生きる海の大名 人道無限男武吉 男武吉 受けて立つ俺も水軍 誉れを胸に海の掟を 守るため命あずけた