冬の越前 海風よりも
胸に宿った 寒さがつらい
惚れた私が 悪いのか
捨てたあの人 悪いのか…
岩に砕ける 波の花
まるで女ね 泣き岬
花は散っても また咲けるもの
淡い水仙 まだ恋知らず
ほんのひと時 幸せを
くれたあの人 いまも好き
翼ひろげた 呼鳥門(こちょうもん)
抱いてください 泣き岬
涙こらえて 旅して来ても
ここが潮時 越前岬
ふたり一緒の 旅ならば
行きたかったわ かずら橋
恋の抜けがら みちづれに
涙だきしめ 泣き岬
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あんな野暮天(やぼてん) おさらばと下駄を蹴飛ばし ケリつけたなんで今さら 旅の空祭りばやしの 笛の音(ね)に胸のほの字が また燃える……呼べば泣けそな 呼べば
風が出る 波が立つ玄界灘に 陽が落ちるあんた恋しと 叩くとよ撥も折れよと 叩くとよ赤い赤い 赤い蹴出しの恋太鼓届け 届け あんたに届けああんああ 天まで届けつら
窓の向うは 日本海波の暗さに 目が凍(し)みるあゝ この手紙 燃やしたらあなたから自由になれますか北陸本線かもめを連れて 冬の旅お酒のんでも とまらない寒い心が
枯れすすき 阿蘇(あそ)の山みて今日も高千穂(たかちほ) 幾曲(いくま)がり牛の鈴の音(ね) 聞いちょるだろか刈干(かりぼし)キリキリ 年暮(くれ)には帰る誰も
酔ってあなたに つかまりながら赤い傘さす 雪のなか往(ゆ)くか戻るか 恋路(こいじ)はひとつおちつく宿を さがしましょそしてそして そこから先はわたしにください
何も知らない 娘ですさくら色した 娘ですいつか汚れて しまうならあなたの胸で 散りたいほら…はらはらはらはら・・涙が今…きらきらきらきら・・愛になる少女から 大
別れの朝に 愛されるほどかなしい恋は ありません代官屋敷に 降る雨も五百羅漢に 散る花もあなたと ふたりの 想い出ばかり石見銀山 ああ ひとり坂忘れるための お
海に添い寝の 鳴り砂も踏まれてキュッと 鳴くのですましてや遠い あの人を想えば涙 あふれます生きてくことは せつなくて石見(いわみ) 鳴り砂 琴ヶ浜根雪溶ければ
三日つづいた 西風が夜の終わりに ふと止んで窓を開けたら 一面に菜の花咲いて 春でしたこれなら沖から見えるでしょう沖の舟からわかるでしょうわたしがきれいになった
酒のちからで 弾(はず)みをつけてそれでどうなる 未練じゃないかなんなのなんです たかが恋ひとつ弱虫毛虫 屋台の酒に小犬もすり寄る しぐれ町その場かぎりの やさ
足が西向きゃ 背は東帰ろうか 帰ろうか帰りゃ故郷(こきょう)にヨー何も語らず 涙をひとつ拾ってくれる 友がいる愚痴を土産(みやげ)にヨ… 帰ろうか ア…惚れたあ
遠い 遠い波音 聞きながらそっとうすめの 紅を差すそして そして最後の 湯の宿よ伊豆のひと夜を もえつきて胸にあなたを のこしたい旅の 旅のおわりが 悲しいと泣
波の音さえ 悲しくて人に云えない 恋ごころ逢えば逢えば逢えば切ない 残り香に女ごころが また痛む一夜(ひとよ)しのぎの 夢…ひとり心捨てます 忘れます夢の欠片が
生きているから 花も実も咲いて微笑む 浮世じゃないか辛抱する木の 枝から育つ夢のつぼみは ほんものだ風が背を押す 風が背を押す 勝負坂決めた道なら 真っ直ぐに行
ねじり鉢巻 三社の神輿担ぎゆさぶる いなせぶり祭りに惚れたか 男に惚れたあんた追いかけ 渡り鳥今日は浅草 あしたはどこやら燃えて火となれ 祭りの女なんだ神田で
母を泣かせて 故郷すてるそれが出来ない 恋ごころ郡上踊りで 知り染めた旅のお方を どうすりゃいいの三日三晩を 寄り添って郡上なみだで 袖しぼる明日の夢より あな
一度結んだ 命のきずな結び通して どこまでもこれが二人の 生甲斐ですと決めた心に… エエエ… 嘘はない晴れて添えない この世の運命(さだめ)怨む気持ちは ないも
ひと声ないては 旅から旅へくろうみやまの ほととぎす今日は淡路か 明日(あした)は佐渡か遠い都の 恋しさに濡らす袂(たもと)の はずかしさいいさ 涙を抱いた渡り
アカシアの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい夜が明ける 日がのぼる朝の光のその中で冷たくなった わたしを見つけてあの人は涙を流して くれるでしょうかアカシアの
うらみっこなしで 別れましょうねさらりと水に すべて流して心配しないで ひとりっきりは子供のころから 慣(な)れているのよそれでもたまに 淋(さみ)しくなったら