松本八千代

哀しみ冬紀行 – 松本八千代

サヨナラの 向こうに
何があるのか 知りたくて
夜の船に 乗りました
死ぬことも 出来ずに
ひとり聴いてる 波枕
やはり泣いて しまいます
つらいですね 冬の旅は
思い出さえも 凍りつく
風の音に さえぎられて
祈りの声も 届かない
どうしてあなたを 忘れられるでしょう

さいはての 町では
お国自慢の 舟歌が
低く低く 流れます
訪ねゆく お寺に
夢人たちの 声がする
生きて行けと 言うのです
つらいけれど もう泣かない
哀しみ置いて 帰ります
名も知らない 花や鳥が
笑顔を教えて くれました
どうにかひとりで 生きてゆけそうです

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かもめの波止場 – 松本八千代

霧笛が鳴いて 寂しさ寄せて桟橋捨てて 船影消えて後はざんぶら 波音ばかり海峡ってサ……わかれ涙の 溜り水越えて行けない 運命の海よ恋は置き去り かもめの波止場灯

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