新田一郎

  • 一日だけの淑女 – 新田一郎

    頭の上にのせているバナナのイエロー揺れているよ街中の噂になるほどだよ小麦色の肌 イカシテル 今夜はカーニバル・ヒロインオマエが一番綺麗だよ男達の視線を熱くしては夜の闇さえショートする一日だけの淑女それもいいけど一日だけの淑女木陰においで耳うちで夏に揺られては耳うちで恋に陥ちよう 白いビーチに二人きり体中がサンバのビート黒い髪が汗ばんで来るたびにたまらなくなり 抱き寄せた 一日だけの淑女それもいいけ…

  • 月の女のエピソード – 新田一郎

    Moonlight shock!Heavy jokeMistery nightMoonlight shock! Moonlight shock!Heavy jokeMistery nightMoonlight shock! おまえと出逢ったよ星の降る夜にこの道知らず知らずのうち暮らし始めてたこの部屋で 愛情という名前の船に乗り込みシーツの海 オマエと漂えばShock!月の女のエピソードShock!…

  • 涙プラス – 新田一郎

    やさしいだけじゃ物足りないチョット冷たくして欲しいとお前いつか言った忘れたのじゃ だめさ 肩から指を離した時チョット斜めに揺れたみたい涙…プラスアルファそれが恋の終わり ラスト・シーンは絹の闇お互い心読み取れず薄笑い浮かべる涙…プラスアルファ涙…Tu Tu すっぱいね涙…プラスアルファそれは心の色 透き通る 遠い想い出ふり返ってチョット小粋に話したいとお前いつか言った忘れたのじゃ だめさ ラストシ…

  • 勝手な夜 – 新田一郎

    白い手首から傷が見えている人一倍 弱いくせにさァ飲みほしたマティーニの力で恋の仕掛けねらってる 結構 バカな男 清い目をして誘うよ結構 今夜あたり 俺もその一人 自分だけは泣きたくない勝手な女さ自分だけが可愛いいの勝手な夜だね 毛皮がいるほどキカセタ クーラー人一倍 弱いくせにさァ思い切り肩まで現わに俺の顔を見もしない 結構 バカなバーテンダー 時計ばかり気にしてる結構 前の恋人 俺もその一人 自…

  • ミモザ館 – 新田一郎

    錆びた鉄の扉からミモザの花 揺れてるあの女はもういないだろう コサージのついた帽子僕がいつも被せてたあの女は細すぎる肩で ミモザ館… 僕の12才の春のことさミモザ館… 夢の中で日ごとあざやかになるもう一度だけ 声聞かせて ゆき過ぎる人が話す今はもう誰もいない夏草がむせかえるだけさ ミモザ館… 僕の12才の春のことさミモザ館… 夢の中であの女を抱いたよもう一度だけ 声聞かせて 花摘みに行った森の中迷…

  • ほ・ろ・り – 新田一郎

    あたしのどこ嫌いなのか教えてよね黙っていちゃわからないわ イヤな夜ね…あの娘の影 感じていた近頃ではあたしの肩を抱きもしないから…追いかける程 男は遠くに行ってしまうなんてオハナシも 知っているけれど好きよ…だめよ こんな夜に好きよ…だめよ 一人にしないで あたしのどこ嫌いなのか言わないでねやけに雨が激しくなる イヤな夜ね…俺がいなきゃ だめな女 あの娘のことそんなコトバ 聞きたくないのに取り乱す…

  • NEW WINDS – 新田一郎

    ドアを開けよう出てゆこうぜ ここからぬるく よどんだ幸せには あばよさそうさおれたち あざやかなNew Winds新しい時代へ 吹く風Move On, Move On!自由に走れたましいを ふるわせMove On, Move On!きらめきながら真夜中の むこうへ 眠らない都市 光の渦ざわめきこのままいたら生きているのも 忘れるそうさおれたち 軽やかなNew Winds今よりも未来を 愛せるMov…

  • Daybreak~夜明け~ – 新田一郎

    青い闇の中で 君は眠っている生まれる前の子供のようにやすらかに 過去におびえながら 生きてきたんだろうぼくも同じさ 都会の海をひとり流れて 今は眠れ 夢の銀河で洗うといいよ みんな心しばる 思い出たちや実らなかった つらい愛を 外は霧のような 雨が煙っているまるで涸いた 都会をやさしくいやすように 薄いコーヒーでも入れて 待っていようかゆうべ この胸 泳ぎつかれた君のめざめを 朝がこわい そんな暮…

  • さよならから始めよう – 新田一郎

    さよならから始めようと言ったあなたの横顔 ランプショイド寄せて返した波しぶきのようあなたのささやきが砕けたよ ここまでおいでよとも一度聞かせて欲しいけれどShall we dance 二度と踊ることはもうないの ドアを閉めたら 時計は止まってお世話になったとブラインド平行線 細い影模様テーブルの片隅震えるよ 手の鳴る方へといつでもステップ踏んだけれどShall we dance 二度と踊ることはも…

  • AOYAMA“FLY ME TO THE MOON” – 新田一郎

    あなたと会った あの酒場は古びたボサノバと おんなじ名前愛しちゃいけない ぼくたちがおちてゆく恋を そっと見つめてた“Fly Me To The Moon”ため息のような甘くかすれた声で“Fly Me To The Moon”あなたは言ってたね「生きてるのは罪」なんて 自動ピアノと ブラディー・マリーけだるい夢が しみついたカウンターヒールを脱いで 踊ったね夜明けの銀の月 見上げながら“Fly M…

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