小林啓子

比叡おろし – 小林啓子

風は山から降りてくる
レタスのかごをかかえて
唇はくびれて いちご
遠い夜の街を越えて来たそうな
うちは比叡おろしですねん
あんさんの
胸を雪にしてしまいますえ

風は琵琶湖に落ちてくる
北山杉を下に見て
夕焼けは よそゆきマント
光る銀の靴をはいていたそうな
うちは比叡おろしですねん
あんさんの
胸を雪にしてしまいますえ

風は今夜も吹いている
死んでは駄目よといいながら
さよならは 小さなみぞれ
そっと京都の闇に捨てて来たそうな
うちは比叡おろしですねん
あんさんの
胸を雪にしてしまいますえ

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引き潮 – 小林啓子

引き潮 満ち潮 月は満ち 月はかげり心は波になる 心は音になる心は夜になり そして消える長い夢を見るために 長い夢を見るためにかぎろい 花の雨 春はまためぐり来

ストーカーと呼ばないで – 小林啓子

ストーカーと呼ばないで あなたが 好きなだけストーカーと呼ばないで あなたを見てるだけ通勤電車の 同じ車両 幸せな 毎日砂を噛むよな 私の暮らしに 明るい日が差

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