宮沢和史

  • 島唄~琉奏~ with 親川遥 – 宮沢和史

    でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来たくり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会いウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけささやかな幸せは うたかたの波の花 ウージの森で歌った友よウージの下で八千代の別れ 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ島…

  • Drawing it with HoRookies – 宮沢和史

    一歩ずつしか歩けない僕ら ゴールはいつでも遠くに見えるだけど後ろを振り向いてみたら 真っ直ぐな道がのびていただから僕は君と 10年後の景色を 今この空に描くよ生まれくる未来の子供たちに美しいまま この島をあげたい ひとつずつしか持てないけれど ひとつずつしっかり積み上げるいつの日か立派な石垣になって 嵐を防いでくれるだろうだから僕は君と 100年後の景色を 今大空に歌うよこの先も明日も どんな時も…

  • 恋をする時 – 宮沢和史

    この世は色と音を失い 世界中の時計が止まりなぜここに来たのかも どこへ向かっていたのかも忘れてしまう僕は言葉も記憶も失くし 学んだことをすべて忘れて鼓動だけが時を数え 木偶の坊のように立ち尽くすだけ Ah 人は恋をする時 その人のことをまだ何も知らないそして再び秒針が動き出すと 世界がゆっくりと周り始めどこからか音楽が聴こえてくるのさ この世で一番美しい音楽が 積み上げたもの 集めてたもの 今その…

  • からたち野道 ~35 ver.~ with 坂本美雨 – 宮沢和史

    赤い実にくちびる染めて空を見上げるこれ以上つらい日が来ませんようにと飛び石踏んだ からたち野道 花ふく小道泣いたらだめよと虫の音小唄からたち野道 はるかな小道あのひとのもとへと続く道 紅い血にくちびる噛んで空を見上げるもう二度とつらい日が来ませんようにとまぶたを閉じた からたち野道 垣根の小道泣いたらだめよと沢の音小唄からたち野道 はるかな小道あなたのもとへ駆けてゆきたい ひとりぼっちの陽だまり小…

  • 星のラブレター with 岸谷香 – 宮沢和史

    庭に出て 月あかりで あたたかい夜に君に書いたラブレターを 読み直してみるよ我ながら良く書けた文だ 三枚も書いたコオロギが便せんに止まった 失礼なやつだ 君に会いに行くよ 君に会いに行くよ愛してます 好きにしてよ 君に会いに行くよ 朝日通りは 夕飯時 いつもの野良犬たちが僕の知らない 君の話 時々聞かせてくれた年をとって生命がつきて 星のかけらになっても昨日聴かせた僕の歌 町中に流れてる 君に会い…

  • ゲバラとエビータのためのタンゴ ~2001年の黙示録~ – 宮沢和史

    1999年 実はノストラダムスの予言は的中していた政治 経済 学校教育 家族の絆は崩壊し人類は仮想現実の中に封じ込められてしまった バスジャックした少年には行き先がない証拠だらけの犯行現場には犯人以外なら何でもそろっているハワイ沖では原子力で泳ぐシロナガスクジラが海面で潮を吹いている我が国の総理大臣は3番アイアンでスライスしていた すべての人が正義の味方の出現を心待ちにしている月の光を浴びて疾風(…

  • それが僕です – 宮沢和史

    荒れた手を気にしてる君の ひざの上の本が僕です夕べと同じページで君を待って 夢の中へついてゆく 髪をとかしすぎてる君が 見つめてる鏡が僕です誰にも話せない君の独り言 いつまでも聞いてあげる あなたの空になって あなた翼拡げて2人は息を合わせてひとつの景色が生まれ変わる 今 ため息をくり返す君が 花を差す花瓶が僕です君の視界の隅でひざを抱えて いつも見守ってあげる あなたの海になって あなた魚になっ…

  • Mandala – 宮沢和史

    干上がる海に 取り残された魚は空を 初めて飛んだ あなたが望むならば何度でも生まれ変わって未完成の曼陀羅いつまでも描き続けよう世界の果てで あなたの胸で 翼が折れて 群を追われたつばめは海の深さを知った あなたが望むならば金色の袈裟をまとって風に消えた曼陀羅もう一度描き始めたよう世界の果てで あなたの胸で 人気の新着歌詞 沖縄に降る雪 – 宮沢和史 月が満ちるたびに あなたを思い出す頬…

  • ウチナーに降る雪 – 宮沢和史

    大月(うふちち)ぬ時(とぅち)に 思(う)び出(ん)じゃすさ無蔵(んぞ)よふふ小(ぐわ)赤く染みてぃ ちぶでぃうる面影(うむかじ)加那(かな)よ 加那(かな)よ うるまに咲ちゅる花 雨(あみ)ぬあがるたびに 思(う)び出(ん)じゃすさ無蔵(んぞ)よ虹ぬ橋渡たてぃ あぬ島に行ちぶしゃ加那(かな)よ 加那(かな)よ うるまに咲ちゅる花雪(ゆち)よ 雪(ゆち)よ 沖縄(うちなー)に降る雪(ゆち)よ沖縄(…

  • 午前0時の近景 – 宮沢和史

    走るでもなく歩くでもなく生き伸びてじっとすることができず椅子に浅く腰かけやり遂げられなかったことを 今日も忙しさのせいにして夜と朝の隙間にこの身を寄せる 正しいと信じていたことが怪しくて寄りかかっていたものがグラグラグラついて自分以外の人の言葉が すべて正しく感じられて今日と明日の間でこの身を焦がす ああ 風に吹かれ 雨に打たれ 今日の日が滲(にじ)んでゆくよでも 信じている 明日の朝日の方が 今…

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