城山みつき
-
男のほまれ – 城山みつき
勝つも負けるも 覚悟を決めて生きるこの道 ひとすじに不動のこころは 男の値打ち悔いを残すな 一歩ずつ夢をつらぬけ 男じゃないか きっとおまえに 倖せあげる苦労かけては 困らせた一日一生 乗り越えながら根なし草にも 意地がある夢をつらぬけ 男じゃないか 風は読むより 自分で起こせ辛いことには 立ち向かえ感謝の気持ちは 忘れちゃならぬ一度しかない 人生だ夢をつらぬけ 男じゃないか 人気の新着歌詞 雨、…
-
慟哭の海 – 城山みつき
吹雪舞いとぶ 荒海さえも季節変われば 漁火うかぶ別れ言葉を 聞かないままでどうして諦め きれるのでしょう狂う 焦がれる すがる 断ち切るあなたお願い もう一度私を引き寄せ 揺すってアァー 抱きしめて! 迷うことない 旅先ならばいつかあなたに 逢えるのですか群れにはぐれた 鴎のように明日(あした)を生きてく 自信がないの憎い 逢いたい 捨てる 恋しいあなたお願い もう一度私を引き寄せ 揺すってアァー…
-
泉鏡花原作「天守物語」より 富姫 – 城山みつき
その昔、姫路城の天守、最上階に富姫という美しい魔ものが棲み、恐れられていました。そこへやってくる若き鷹匠、図書之助(ずしょのすけ)との物語 姫路天守の 五重には下界の人の 穢(けが)れは要らぬ私の可愛い 亀姫へ殿の白鷹(しらたか) あげましょう真白き 真白き 真白き羽に導かれるは 図書之助(ずしょのすけ) 片割月も見えぬ夜に 浮かぶはひとり、人の影「誰(たれ)…」「殿の仰せで、戻らぬ鷹を探しに参り…
-
雨、あがる – 城山みつき
合縁奇縁の 人の世にときには無情の 通り雨いいのよひととき 身の上にどしゃぶり雨ほど 虹も出る情けにふれたら 情けで返す一生一路 雨、あがる 他人のしあわせ 不しあわせ止(よ)しましょ自分と 計りっこ花あるくらしの 憧れは誰にもあります 女なら情けにふれたら 情けで返す一生一路 雨、あがる 「これだ」と思えば やりなさい「違う」と思えば 変えなさい母親ゆずりの 負けん気で苦労を工夫の 試練坂情けに…