南正人
午前4時10分前 – 南正人
あいつのことなど
もういい 忘れたよォ
想ってみたからって
帰るわけじゃないしィ
慣れれば平気さァ
よくあることさァ
だけどォ やっぱり
ひとりの夜は淋しいよォ
嘘の恋でもいい
嘘の恋でもいいンだよォ
朝が静かに
来てくれるのならァ
ヘヘイヘェーイ
あいつのことなど
もういい 忘れたよォ
想ってみたからって
帰るわけじゃないしィ
慣れれば平気さァ
よくあることさァ
だけどォ やっぱり
ひとりの夜は淋しいよォ
嘘の恋でもいい
嘘の恋でもいいンだよォ
朝が静かに
来てくれるのならァ
ヘヘイヘェーイ
ふりむいた あなたの背中になつのごごの ひざしがまぶしすぎてまるで わたしをさそひこんでいるようだじぶんでも はかりしれなひこの胸の くらがりをあなたは 歩ひて
そらのかけらを とびこしていつものまちかどへごがつのあめの わすれものあおいみずたまりおちたにじのかげはかぜにゆられ ゆららああのひとのまつ まちかどへらららら
ひとりぼっちオレンジ色した夜の窓辺ガラスのむこうにひとりぼっち白い粉雪いつまでも少しも濡れないつもらない粉雪ガラスのむこうのうつろな瞳涙ににじんだわたしのこころ
ぼくを追い抜いてゆくのは淋しそおな 後姿ばかり、乾いた笑ひ……すすりなき……長ひひにちは こおして終わる夕闇はいつも 背後からひとを追ひやるよふにやって来る街の
あなたのためならブギなんでもするワァブギたとえ火の中 水の中あの娘がくれたブギウギ ブギウギやっぱりあいしているんよ―――