南正人

紫陽花 – 南正人

ふりむいた あなたの背中に
なつのごごの ひざしが
まぶしすぎて
まるで わたしを
さそひこんでいるようだ
じぶんでも はかりしれなひ
この胸の くらがりを
あなたは 歩ひてしまふ
ふらららららららー
かえりみちなど
はじめからなひのに
あるとおもひたくぅ
めをとじる
とおぉいむかしに
すてたものが
なぜに いまふたたび
ここにあるぅ―――

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五月の雨 – 南正人

そらのかけらを とびこしていつものまちかどへごがつのあめの わすれものあおいみずたまりおちたにじのかげはかぜにゆられ ゆららああのひとのまつ まちかどへらららら

午前4時10分前 – 南正人

あいつのことなどもういい 忘れたよォ想ってみたからって帰るわけじゃないしィ慣れれば平気さァよくあることさァだけどォ やっぱりひとりの夜は淋しいよォ嘘の恋でもいい

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