南正人
紫陽花 – 南正人
ふりむいた あなたの背中に
なつのごごの ひざしが
まぶしすぎて
まるで わたしを
さそひこんでいるようだ
じぶんでも はかりしれなひ
この胸の くらがりを
あなたは 歩ひてしまふ
ふらららららららー
かえりみちなど
はじめからなひのに
あるとおもひたくぅ
めをとじる
とおぉいむかしに
すてたものが
なぜに いまふたたび
ここにあるぅ―――
ふりむいた あなたの背中に
なつのごごの ひざしが
まぶしすぎて
まるで わたしを
さそひこんでいるようだ
じぶんでも はかりしれなひ
この胸の くらがりを
あなたは 歩ひてしまふ
ふらららららららー
かえりみちなど
はじめからなひのに
あるとおもひたくぅ
めをとじる
とおぉいむかしに
すてたものが
なぜに いまふたたび
ここにあるぅ―――
そらのかけらを とびこしていつものまちかどへごがつのあめの わすれものあおいみずたまりおちたにじのかげはかぜにゆられ ゆららああのひとのまつ まちかどへらららら
あいつのことなどもういい 忘れたよォ想ってみたからって帰るわけじゃないしィ慣れれば平気さァよくあることさァだけどォ やっぱりひとりの夜は淋しいよォ嘘の恋でもいい
ひとりぼっちオレンジ色した夜の窓辺ガラスのむこうにひとりぼっち白い粉雪いつまでも少しも濡れないつもらない粉雪ガラスのむこうのうつろな瞳涙ににじんだわたしのこころ
ぼくを追い抜いてゆくのは淋しそおな 後姿ばかり、乾いた笑ひ……すすりなき……長ひひにちは こおして終わる夕闇はいつも 背後からひとを追ひやるよふにやって来る街の
あなたのためならブギなんでもするワァブギたとえ火の中 水の中あの娘がくれたブギウギ ブギウギやっぱりあいしているんよ―――