トンボコープ

夢の10年後 – トンボコープ

使い古した Tシャツ纏った
その気分はやけに空回り
ひとつの仕草も手につかぬ日々
使い古した気持ちで挑んだ
一世一代の大一番も
ひとつにしてきた努力に
嘘をつかれてしまった

朝ぼやけた眼のまま
玄関を飛び出たあの日も
ただ涙が零れる時
思い出すだけになってしまった

こうして歌ってる今が
10年後夢になってしまったら
きっと頬が濡れてしまうから
1日 1秒を大切に
歌ってる理由は
10年後ウケる話になるから
今は考えないでおこう
ああがむしゃらに
ただ在るままに
生きてみよう

声にならない言葉飲み込んで
生きる理由をただひたすらに
探していた孤独な夜もあった
燃えてる自分を取り繕って
ビリにはならないようにだけと
ひとつにしてきた努力は
ちっぽけな僕そのものさ

朝ぼやけた眼のまま
玄関を飛び出たあの日は
まだ夜目を閉じる時に
羨ましいだけになってしまった

こうして歌ってる今が
10年後夢になってしまったら
ずっと頬が濡れてしまうから
1日 1秒を大切に
歌ってる理由は
10年後も同じまんまがいいから
余計なことは知らないフリをしよう
ああがむしゃらに
ただ在るままに
生きてみよう

その小さな小さな
あと一歩
小さな小さな
あと 1秒は
この目に収まり切らない程に
ほどに大きなものさ
君の目の前が塞がって
真っ暗な闇になったって
ああがむしゃらに
ただ在るままに

こうして歌ってる僕らが
10年後離れ離れになっても
きっと今日が繋いでいてくれるから
胸の奥の方に置いておくよ
ウザったい事は
10年後ウケる話になるから
今は考えないでおこう
まだこのままで
君を背負って

こうして歌ってる今が
10年後夢になってしまったら
きっと頬が濡れてしまうから
1日 1秒を大切に
歌ってる理由は
10年後ウケる話になるから
今は考えないでおこう
まだ諦めないから
正直に
生きてみよう

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