あぁ君と二人何も持たずに
この街を出よう
鉄混じりの唇舐めながら
歩いて行くよもうすぐ着くよ
明日になれば忘れるような
くだらないことを
いつまでも話していたいことが
君への愛だと思う
夏には冬が冬には夏が
好きだって君は天邪鬼だね
またないものねだりで今夜を
徒に忘れないで
巡り巡る季節を繰り返して
変わらないままいる君にいいね
目と目合わせ逸らさないだけ
きっと言葉なんか要らなくて
伝えたい時には抱きしめて
何も言わなくていいから
あぁ確かめることが増えてきて
今あるものに気づけない日は
初めての場所に行こう
多分そこに答えがきっとあるから
あぁ例えばとかもしもとかが
止まらないぼくら
言葉にしてみるのも悪くないね
いつかは叶うといいね
忘れそうになって思い出して
またおんなじことで喧嘩をして
何万回目かわからないごめんねを
僕が言うくだり
巡り巡る季節を繰り返して
それでも笑えるコミュニケーション
手と手繋ぎ確かめるのは
何回目でも慣れなくていいね
体内温度が高すぎて
君にバレないように
息を止めて耳澄まして
夜空(そら)を見たら
君のことを願い込めて
つけた星が一番綺麗だったよ
あぁ次は君とどこに出掛けよう
六畳間二人でイマジネーション
どこでもいい君がいるなら
なんて言うとサボらないでって
君がまた怒るから
僕は何万回目かに一を足して
ごめんねと言う
これがまた嬉しい
時の魔法にまたかけられて
不思議とぼくらここを望んでしまうね
二人だけで
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