ある朝目覚めたら自分が巨大な虫になっているみたいな
理不尽な文学作品 なにかに依存しきった毎日
納得できないことすべて元をたどれば自分の決断
いらついた夕方景色 黒く塗りつぶして夜が来る
守りたいものたくさん抱えて息が切れそう
ああ もう ああ もう やめたい
走っても 走っても ぜんぜんゴールは見えなくて
なのに未来がせっかちに加速する
渇いてる 渇いてる どんどん自分がなくなって
スピードだけがあがっていく
夢と現実の間を扉一枚で使い分けてるうちに
完璧に見失った 硬い紺碧のオフィスビル
間取りの悪いワンルームでは部屋干しに埋もれて寝込んだ
会えないキミを想った 天井がやけにさみしかった
捨てられないものもっと増やして息が切れそう
ああ もう ああ もう 負けそう
休んでも 休んでも ぜんぜん疲れはとれなくて
なのに未来がまっさきに加速する
変わってく 変わってく どんどん自分がなくなって
スピードだけがあがっていく
走ってろ 走ってろ 当然自分で決めただろ
走ってろ 走ってろ 断然ゴールは遠いほど
いつも未来はでっかい夢とある
続いてく 続いてく どんどん自分を思い知れ
スピードをあげて走れ
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