アンジェラ・アキ
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自由の色 – アンジェラ・アキ
何もかも失ったからと 同情して欲しい訳じゃない歩いてきた人生全て 私の選んだ道だった あの人と結ばれたこと 先立たれて離縁したことも娘に注ぎ込んだ全て 私の選んだ道だった これは不幸なのか 涙で霞んでも振り返った時に見える景色は 自由の色 自由の色自由の色は 自分の色 親に勧められたからと 嫁いできて好きに使われたあなたの歩いてる人生 誰かが選んだ道なんだ いつでも帰ればいい ここが嫌になればでも…
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端っこ – アンジェラ・アキ
あなたの心を奪った 彼女の代わりに私があなたの隣で瞼を閉じて夢を見てる夢を見てる 消せない過去や思い出を 絵の具で塗り潰せるなら知るはずのないもう一つの人生はきっと見なくていい あの人を呼ぶ この人の声どんな音色をしていたのだろうかあの人を呼ぶ この人の口の端っこは微笑んでたのか 本来なら知らないはずの 誰かの居場所に私は今立ち止まり知らないはずのあなたを浮かべ夢を見てる誰かの代わりに あの人を見…
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醒めない夢 feat. 海宝直人 – アンジェラ・アキ
住む町、仕事や苗字も変わって困ることだらけそれでも今夜はあなたの無邪気な優しさに抱かれキャラメルの様な甘い幸せが身体中ジワっと広がってく まるで夢の様に時間(とき)が立ち止まるよいつまでも隣で笑ってて夜が溶ける前に夢が醒める前にあと少しこのままでいさせて 昔に出会って繋がった二人記憶を辿ってどうにか見つけた幸せ噛み締めそれでも怖くて同じ様に感じ 思ってるだろうか聞けないままだった でも今夜は まる…
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記憶の器 – アンジェラ・アキ
生きとっても 死んどっても 会えない人や物があって手で触る事ができなくても 記憶は消えない 知っとても 知らんでも 揺るがない真実があって耳で聞く事ができなくても 心は聞こえる もう会えない人の輪郭を 目を閉じなぞっているもう会えない人の笑い声 胸に抱き続けてる この世界から この世界からあなたを消してしまわぬように あの朝の あの景色 あなたに見せてあげたかった呉の海に浮かんだ船 名前は何だろう…
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波のウサギ – アンジェラ・アキ
記憶に白く立つ荒波 あなた思い出す遠くで揺れる海の底に眠る愛しいあなた 冷たい私の手が あなたの手に触れてあなたの温もりが私をゆっくりと染めていく 無情な海を跳ねるウサギ ただ眺めている 寂しい海を跳ねるウサギ 次から次へと右手で描き込む思い出 あなたを忘れぬように 孤独な海を跳ねるウサギ 水面に溶けてくこの海をいつの日か好きになれるように (好きになれるように) 記憶に白く立つ荒波 あなた思い出…
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花まつり – アンジェラ・アキ
青い空が霞む 淡い薄紅色で心僅かに踊る 咲き誇る花の香り 家族四人が揃い 眺めたあの桜を今年は娘の手を 握りしめ見上げてる 花びらひらりひらり 散ってゆく刹那に (刹那に)誰かをゆらりゆらり そっと思い出している 春を待ち望んで 人は胸を焦がすいつかは満たされると 願っては空を仰ぐ 春を待ち望んで 夢を見ているんだ消せないあなたの記憶 春風が運んで来る 花びらひらりひらり 散ってゆく刹那に (刹那…
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掘り出しもんみーつけた – アンジェラ・アキ
次から次へ 出てくる宝物納屋に眠る 掘り出し物どれもこれも 埃をかぶって売れたとしても きっと二束三文 棚から牡丹餅 納屋から宝物何でもいいから 売れるもの 見つけ出せたら 御の字じゃ欲しがりません 勝つまでは見つけ出せたら 万々歳掘り出しもん みーつけた 次から次へ 見つかる宝物納屋に眠る 懐かしい物どれもこれも 埃をかぶって埋もれた思い出 そのままになっている棚から牡丹餅 納屋から宝物今はもう…
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焼き尽くすまで – アンジェラ・アキ
懐かしい揺らめく炎 水面で踊っているこのまま何もかも焼き尽くし 炎に飲み込まれる私の居場所 夜空を赤く染める (赤く赤く) 波打つ炎の海 (炎の海が燃える)命が一つずつ燃えていく 跡形もなく消える誰かの居場所 降り注ぐ炎の雨 零れる赤い涙崩れ落ちる呉の街 美しく命が…燃える 燃える 燃える 燃える 燃える 懐かしい揺らめく炎 水面を照らしているこの家 家族まで焼き尽くし 跡形もなく消える私の居場所…
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言葉にできない feat. 海宝直人 – アンジェラ・アキ
言葉にできない愛しさがある涙にならない悲しみもある隣にいればただそれだけでこの世界が色づいていく 二人で歩いた朝の山道寡黙に佇んだ昼の縁側何気ないけどただそれだけでこの心が色づいていく いつになったら家族になれるいつになったら分かち合えるこの世界をあんたと二人で生きたい 言葉にできない愛しさにある涙にならない悲しみにある真実が今 伝わるならば握った手を離さないで この世界の片隅で 人気の新着歌詞 …
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この世界のあちこちに – アンジェラ・アキ
この小さな紙切れには色んな人や色んな景色 描き込まれている消える前に 忘れる前に懐かしい思い出 眩しい思い出この世界の朝焼けに この世界のさざ波にこの世界の陽だまりに この世界のあちこちにあなたがいたこと 私がいたこと 泥化粧で渡った大潮の海荒波を駆けてく白いうさぎ黄昏を拝んだ欄干越しの海霞んでる地平線に浮かんだ船 一夜の夢のようにいずれ消えてなくなる記憶の輪郭をこの手でなぞってる 光と影、点と線…