とうめいのくに

星屑ワンルーム – とうめいのくに

がらんどうな言葉しか紡げないのは
自分に何もないことの証明なのかな
またそうやって日々の事情に戸惑ってるから
歩いてきた意味さえも分からないや

錆びついてきた後悔で泣き出しそうだな
頭上に映る星たちは煌めくのに
そりゃ完璧な理想なんて描けないから
死んでしまいたいだとか 情けないな

淡く光ってく線路の先
心を塞いでいる

「きっと
いつか僕らは星屑になって
何も信じられなくなる」
言いたいことも 言えないままで
遠く霞んでいく
今日も
六畳半で綴る散文と
静かに廻るプラネタリウム
浮ついたまま、あの空を思うだけ

青く灯った星が綺麗だった

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ハイドレンジア – とうめいのくに

気味が悪い程キミが悪い意味など疾うに 収集車の淵世の声 まだ生は乞え五月蝿いと吠え 浮く彩度ゼロ視界鳥肌が立つ 独善的な優しさ、只の日和見主義社会の云う「常識」

夏幽霊 – とうめいのくに

夏、幽霊になったバス停、君を待ったちらり風鈴と喧嘩した夕の風が吹いている僕には声が無いんだ右手は頬を透いた君が振り向いた想像をずっと空に描いているなんて、我儘だ

スイセンと酸性雨 – とうめいのくに

ベットの上では 満ちた愛情リップなぞる手に 込めたアンコール芝居の答えは どこにも無い 探しても無い「きっと終わりだね」 許す番犬そっと願いは仕舞うから ねぇ雨

真生活 – とうめいのくに

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透明少女 – とうめいのくに

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戯言スピーカー – とうめいのくに

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fix – とうめいのくに

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flos – とうめいのくに

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何もない 何もない僕はカラカラ 音を立てて寝る何もない 何もない僕は今も僕か汚れたら 汚れた分の用済みは捨てられていく新しい物はなんだって正しいんだろう一粒が幾

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壊れたまま眠ってた色褪せた望遠鏡もう一度 声が聴きたくて祈るように 夜空を見上げたその心が 愛した人とまた出逢って 笑えますように望遠鏡 覗いた宇宙を夢みた少年

春を待っている – とうめいのくに

嵐の前の日 闇夜に迷って静かに迎える 朝を待っている消えゆく月とか 枯れてく花靄夢でも見ながら 春を待っている眠らせて 夜の向こうへひらり 素敵に欠伸をしよう溶

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