僕一人 ここにおいて
あなたは いなくなったよ
別れの言葉 言わないままで
空よりも 届かない
時のその 向こう側で
僕を今でも 見つめているね
風になって 僕に触れる
雨になって 僕をぬらす
うたに溶けて 僕をふるわす
いつでも 近くに いるように
すべてのものに あなたがいる
あなたを見る どんなときも
あなたを感じ あなたをおもう
この手に 抱いてた時よりも
言葉でも体でも
埋めること 出来なかった
隙間がまるで消えたね 今は
いつか過ごした あなたの好きな
あの街角 僕は歩く
あなたは夏の ドレスのままで
何にも 言わずに ほほえむよ
僕は何でも 知ったような
気がするんだ だってあなたが
世界の全てに はいりこんで
そこから 教える 生きるわけを
木蓮の白 桜の庭
蝶の飛ぶ朝 木陰の道
オニユリの夏
あなたが好きな 花が咲いては
また散って
夕立の空 重たい月
とんぼの空 枯れ葉の音
霜が降りた日 椿の道
春へと 季節は また還る
できるなら もう一度だけ
この手に 抱きしめたい
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