yutori
-
ショートカット – yutori
片耳で繋いだ赤い糸本当は君には届いてないんでしょ 長い髪を切ってしまった私はなんだかやけに悲しくなりましたまるで2人の思い出までも切り捨ててしまったようでした 絡まった絡まった僕らは絡まった髪を切った髪を切った私は髪を切った背伸びして買ってたシャンプーも忘れたいけど忘れたくないの鏡にうつって残るのは あなた-私=優しさ でした本当は最初から知ってる私の最後の優しさはこれでしたけど本当は忘れて欲しく…
-
純粋無垢 – yutori
私、あなたの純粋無垢な香り とても嫌いだった馬鹿にされている気がした私、あなたの純粋無垢な瞳 とても嫌いだった生きてる世界が違うと思った 悲しくなって 似てるところ無理やりこじ付けて探した朝になって夜になっての繰り返し君と似ていた部分はひとつもなかった あなたの瞳に住んで 澄んだ世界を見たいと思ったの私じゃ見れないからさなんて思っても 叶えられないしさ 叶えられないしさ似てない二人さ 私、あなたの…
-
合鍵とアイロニー – yutori
これ以上 知りたくない過去も深く掘りたくなる私の癖アイロニー 合鍵は返さないで持っててね 長続きしてた君の過去の女と比べてしまう伝え足りないくらい君が好きなのが仇となる相反してた君との過去だけを覚えている想い伝え切れずに終わってしまった事実だけ残る 蓋した記憶で1人で被害妄想もうそっとしといてよ これ以上 知りたくない過去も深く掘りたくなる私の癖最後に 大好きって聞かせてこれ以上 知りたく無い過去…
-
白い薔薇 – yutori
恋に恋して愛に焦がれたピンクにもブルーにもなれないあなたはあなたで生きて欲しいわ私は私で生きていくから 一目惚れだった 離れがたかった雨の降る夜 いつもの駅で阿修羅の恋がはじまったこと私はまだ知らなかった 飛ばした理性 と 踏むはずの手順私の部屋 増えるあなたの物それでも混ざれない 曖昧な言葉じゃなくて平凡を 平凡を 謳ってほしいの当たり前を望むことですら罪ですか 罪ですか ねぇ神様 いつまで経っ…
-
東京 – yutori
吸いすぎた夜の香りを纏った 鈍色と煙 染みてこんな時 君が居ないこと 初めて知った憂いを 大抵の事は上手くやれてるよ君が居ない夜がやるせないだけ幸い僕にはギターがあると夜更けに思う 愛していたんだ もう繋げない 触れられない 見えない 会えないよけどさ、君が東京に居なくて良かったと染まらないでいて 互いが互いを認め合えなくて消えかけの愛に溺れていたね今更なんだと思うけど風邪とかその他に気を付けてと…
-
H@BREAK – yutori
存在証明できるものなんて無いし満身創痍で生きてんだって、だっせーね論外論外外野は黙っとけてーの 内心ヤッベーって思っているって嘘じゃ無いし自分がホンモノかはたまた虚像かももう分からない 嫌々 痾 脳HACKして 淘汰して要らんもんはシャットアウトしてよどうなりたいの? どうなりたいの?あーもうハートブレイク 慰謝料請求していいね? へぇ凄いねって 知らん顔のA.B.C馬鹿面虚勢張って 余裕だって …
-
有耶無耶 – yutori
やけに嬉しそうじゃん君の体がクラクラクラフラついてるダメになりそうじゃん本音と気持ち 見透かせていないのにね(笑 パッパッパラ 頭パッパラパーなお前に 抱かれて眠る夜あっあっあーあ 最悪だ 頭じゃ分かってても理屈で分かってても追いつけない猛スピードで急上昇急降下そんなんでいいの?そんなわけないない 要らないし枕元で鳴るアラームで目が覚めるこれは夢だったって言い聞かせたって無駄無駄無駄有耶無耶 ムキ…
-
巡ル – yutori
君と手繋ぎ日々過ごすこと当たり前なんて思わせないからありきたりなこと口に出してバカらしくなって笑う2人もう居ないな あの日の感情論に流されて 互いが互いを啀み合って気の利いたことすら言えずに居たっけな女々しい自分に腹が立って そんな時もこの街寂しくて情けないな 聞こえてるか あの日の影をまだ追いかけて夢中探してる 会いたくて君も見てるはず 同じ空 都会の匂い慣れたくはないって思っていたのにあの日の…
-
愛してるよ – yutori
愛してるよ 本当愛してるよそんな薄っぺらい言葉で安堵する泣いていいんだよ 別に泣いていいんだよ慰めるわけでもないでしょ? あぁもう、もう 愛してるよ 本当愛してるよ口からすぐ出る魔法みたいな吐いていいんだよ 愚痴も吐いていいんだよ君には見せたくない感情を知ろうとしないで 君の事想う 想えば想うほど嘆くあの時の感情も愛情も要らなかったなまだ離れたくないなとか今更遅いよな 話し合いすらもしなくなってた…
-
赤い糸 – yutori
君の匂いが残ったままのシーツが何故だか今日は、いつもよりずっと愛おしい苦い珈琲や煙とかは良く分からないけど君の後ろ姿を見るのが好きなんだ そんな本、好きだっけ?そんな映画、見てたっけ?そんな曲、聴いてたっけ? ねえ少し冷たい声と唇 痛いくらいにぎゅっとしてうざいくらいにキスをした溺れ合って満たされ合う小指で繋がる夜がいい赤い糸が解けて青い糸が絡まり出した気付けなかった気付けば良かった 湿った空気が…