SWALLOW

SWALLOW – SWALLOW

淡い雲切れに心臓を掴まれた
肺が圧されて眼が焼ける程に見つめた
命のままに

大事なものひとつ抱えて
会いに行くから

灰になって雲になって
それでも足りないほどの夢を
風に乗って星になって
それでも焦がれゆける何かを
誰も僕を知らない
遠い地へと飛んで
ただ見つけたいだけ

温かい記憶に
いま胸が痛くて
過去が思い出に育ちやがて消えるとき
振り返らずに

あの日の幸せな僕らへ
さようならだね

僕らいつか命の果てに
青い地球を見下ろしたらどんなに綺麗だろう
何処へ行こうと
この街の風を抱いて逝く
深い蒼昏を切って、飛び立った

灰になって雲になって
それでも足りないほどの夢を
風に乗って星になって
それでも焦がれゆける何かを
誰も僕を知らない
遠い地へと飛んで
掴みたい

灰になって雲になって
それでも足りないほどの夢を
風を切って空を舞って
小さないのち燃やす自由を
誰も僕を知らない
遠い地へと飛んで
ただ手に入れたいだけ

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