冬になるといつも
僕をあたためてくれるこのマフラーは
もうずいぶん前に君からもらったもの
そういえば今日の君は
いつもとどことなく違って見えて
僕はそのとき初めて君の寂しさに
気が付いたんだ
いつも一緒にいすぎたからかな
二人でいることに慣れてしまって
当たり前のやさしさを忘れかけてたんだ
つないだ両手痛いくらい
強くにぎりしめた
何も言わなくても
今なら分かるよ
白く重なるこの街に
二人の足跡残そう
もう一度ここからはじめよう
音なくかさを増すこの道
君とどれくらい歩いただろう
決まって左手つなぐ癖
気がつけば僕も右手差し出し歩いてるんだ
二人は一人よりも難しいときもあるけれど
その先を信じようとする気持ち
君といて初めて知ったから
「大切にしたい」心から思うんだ
つないだ両手痛いくらい
強くにぎりしめた
何も言わなくても分かるから
ほんの些細なことでも
二人で感じ生きていこう
いつだってこの雪に誓おう
つないだ両手痛いくらい
強くにぎりしめた
何も言わなくても
今なら分かるよ
白く重なるこの街に
二人の足跡残そう
もう一度ここからはじめよう
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