銀色の空が割れるのを 僕は突っ立ってボーッと見ていた
退屈に殺られるくらいなら 死んじまう方がずっとマシさ
少年よ聞いてくれ 人間なんてたいしたもんじゃないさ
明日なんてもういらないから 握った拳を隠すなよ
不安に夢を売りとばすほど まだ老いぼれちゃいないだろ
少年よ心の銃の引き金を引けるのは君だけさ
すべての若者は言った 僕の心を切り裂けよ
諦めちまった奴には 関係ない話なんだ
すべての若者は言った 僕ら叫んだこの声は
ベッドの下に密んでた自由さ
分かり合う事も無いまま 吐きちらかしてたあの日の傷が
今もまだ倒れそうな僕を 前に前に引きずっていくんだろう
バラバラになるくらい叫んでみたって 何も答えなんて出ないけど
何もせず座って笑ってる あいつらみたいにゃなりたくないんだ
すべての若者は言った どうしよもなくくだらない
この素晴らしい世界に たった今生きているから
すべての若者は言った すべての本当と嘘を
決して忘れてしまわないように
すべての若者は言った 死ぬには若すぎるだろう
しらけた面が並んでる からっぽのこの街で
すべての若者は行った 風の無いこの夜に
何かを変えようとしてるから
僕らが叫んだこの声は
テロリストにだって消せないだろう
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