seiza
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エウレカブルー – seiza
忘れてしまった教科書隠れて見せてくれたけど五限の社会科 子守唄の呪文あくびした 君と同時に うたた寝のルーズリーフ古代文明の文字みたい解読出来ない君の心の中覗かせて 答え合わせがしたい 下駄箱 差す斜陽君の名前が照らされて光る エウレカブルー今君に支配された世界澄んだ瞳に囚われて僕の歴史を並べた年表1番目立つ君の名前の革命 瞬きも惜しく思えるような瞬間が左胸に積み重なる大人になってしまったら見えな…
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金木犀 – seiza
さよならのあとも君が香るよくだらないことも 大切な宝物も君になら全部あげてもよかったまた君の夢を観ていた 曲がり角のコンビニのアイスがいつからだろう お決まりになっていた取るに足らない生活はずっと溶けないものと思っていた 丸めたレシートの中に残る君の面影 涙がでるのは君のせいだよ最初で最後もこれから先の未来も君になら全部あげてもよかったまた君の夢を観ていた 季節外れに香る金木犀君が教えてくれた香り…
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クリイムソーダ – seiza
夢は必ず叶うとか明けない夜はないとか君がいないなら全部さ知ったこっちゃないよね 愛だの恋だの何だの窓の向こうの話でしょ?だからNo way!!なんて自己防衛してばっかでまたほらノーゲーム 君がいつか現れたその瞬間にあたし パステルに包まれて愛されたいと願ったら神様はきっと意地悪して遠ざけるの 何もかも全て捨て去って赤い糸を手繰り寄せてその先に君が居たらいいのにフライバイ 君の星まで向かいたい今ひと…
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真昼の月 – seiza
満天の水色にぽつりと浮かんでいる真っ白な三日月にふと気付いた どうか遠く離れたあなたが暮らす街の空も晴れ渡っていますように 旅立つあなたへの餞は小さな願いを包んでお守りになるように あなたの旅路がありふれたものであろうと穏やかであればいい帰り道を忘れてしまっても 新たな世界へ飛び出したあなたの笑顔無垢な子どものまま寂しくないと嘯くあなたへ幸運を祈って 本当に大切なものほど水性で日常に滲んでいく 花…
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抜け星 – seiza
君のことなら忘れたと思っていた休むことなく自動で働いている心臓 時々吠える寂しさを手懐けて真面目な振りと嘘ばかり上手くなる 生活が立てる音に気付く度に独りになる ごみ捨て行かなくちゃ 空が落ちても海が割れてもたとえ世界が今に全部終わりを迎えても君の夢を見て目覚めた朝よりも胸が痛むことはないだろう 大切なのは頭では分かるのに大切にすることは上手にならなくて 君のためとか考えているうちに繋いだ君の左手…
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蒼の太陽 – seiza
行き場失くした君が今見上げた空を駆ける流星君の願いを乗せる前に飲み込まれて消えてしまった摩天楼の隙間へ 羽根のない星も飛べるなら代わりに僕が君の空を飛ぶよ 君の暗闇を照らせるなら盗んだ月でも構わないから正義と繋いだこの手を離しても僕は君の手に触れたい 時代を築いた英雄でも君の痛みひとつ気付けないなら僕はなりたい 君だけの太陽に明日が来なくても君と生きる今を照らすよ 振り落とされた君を置いて他人事の…
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星間漂流 – seiza
この広い銀河の暗闇漂い続けるわたしはあなたのスプートニク周回軌道で巡り合うのがあなたでよかった レコードが音を飛ばすようにあなたがいつか忘れても刻まれていたメロディ代わりに歌うから あなたのために生きていきたいそれが数ある苦しみのひとつだとしても砂漠に揺れる一輪の薔薇があなたなら水をあげるように涙も差し出せる 知らない街で見上げた空あなたが教えてくれた星座柄でもないけど指でなぞればほんの少し寂しく…
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宇宙船 – seiza
閉め切った暗い部屋の隅そこに宇宙があるのさコックピットに乗り込んでひとり当てのない旅へ 失ったものを数えたら星の数を超えるだろう猛スピードで振り切っていつか笑顔で眺めよう 君がくれた言葉が闇を照らすから怖くはないんだ 窓の向こうの惑星まであとどのくらいかなこの無重力を泳ぎ切ったその先で君が見上げる夜空に広がる星の海そのひとつになりたい君に見付けてほしい 飛び立った頃の理想とは少し離れているけど銀河…
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星を編む – seiza
ハロー ハロー聞こえていますかいつしか途絶えた交信そのまま未来を選び間違えたと誰かの笑う声がした 張りぼての才能なんか道端に転がる塵と変わらないな太陽が照らすような世界のあまりの眩しさに背を向けて震えている 星が降る夜は砕け散った夢の破片が僕を責めるんだ痛みが胸を駆け巡る憧れた星との距離は埋まらないまま ハロー ハロー聞こえていますか草臥れ知らずの秒針このまま未来と答え合わせをしても僕には丸一つな…
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プラネテス – seiza
君を幸せにできる魔法があればよかった触れる肩が少し震えた気がした 禁じられた果物をふたりで食べてしまった与えられたこの星にはもういられない 何光年離れても寂しくないよきっとふたりは同じ星座だだから最期の走馬灯に同じものを観よう たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても君のいない正解を選ぶなら間違いでいいこんな永遠なんて僅かな時間は跨いでさあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう どんな正義の味方に…