S.O.H.B
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夢から醒めても – S.O.H.B
俺の祈りにはきっと意味はない意味はないがそっと祈ってみたりしてる世界の平和とか明日の天気とかどうにもならないことばかり考えている 誰もが見えないナイフを隠し持っている泥のような悪夢を振り払えないでいる 夢から醒めたら俺を連れていって誰かの物語にはなりたくはない 雲ひとつない色のない空よ半端な愛で孤独を満たさないで誰も愛さずに生きていくには俺たちは少し知りすぎているからさ 濁った夜空の星みたいに光っ…
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彗星の夜に – S.O.H.B
星にキスして確かめる夢の中のきみがいつもより少しだけ 優しい気がしたからさもう誰もいないから街の明かりを消してよいつまでも微睡んでいたい僕にだけ優しい世界で これ以上幸せになんかなりませんようにと何かをまた求めて歌う僕を許して欲しい 月があまりに眩しいから何もかもが隠せない気がしてた彗星の夜きっと今夜世界は変わる 子供の時夢見たものを全部願っていい今日みたいな夜は遠くで声が聞こえる 奇跡を眠らせぬ…
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揺れる – S.O.H.B
何もかも揺らしていく一人で死んでいく覚悟もどこへ行こう、これから 歯を食いしばって手を伸ばした戻れない日々に目を閉じる 追い風に立ちすくんでいる生きるための理由が多すぎて 空が綺麗だから今すぐ死にたいだから春は嫌い言葉の代わりをいつまで探すんだろう真夜中の鼻歌みたいにさ あれほど願った永遠もどこにもないことを知る希望なんてもんがそこらじゅうに転がってるそんな夜 空が綺麗だから今すぐ死にたいだから春…
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恋 – S.O.H.B
戻れない夜君を見つけた世界で一番憂鬱な日がきらめく深夜のランドリーで 古いラブソングずれた鼻歌ぬくもりの残るベッドで今でも思い出してる 真夏、通り雨の中のキスもドラマみたいなコンビニの帰り道笑う全ての君が 恋しいまだ恋しい隣にいるのに何もかも君のせいにしたくなるずっと君が恋しい 無駄な足掻きだと君は知ったような顔で僕に言ういつも通りの夕暮れに染まる横顔を何度も焼き付けたいだからもう何も始まらなくて…
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MIDNIGHT FOR KIDS – S.O.H.B
In a midnightI wanna be surrounded by “Coke”My favorite thing hasnever changed since I was a child Time flies and nowa year feels like a day passesBut my favorite thing is never ever changed You’…
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自由と青 – S.O.H.B
何万回使い古された言葉を疲れ果てた顔で見ている潮風を受ける背中がさ夕日で赤く燃えて灼けつくようだった 車に火をつけて犬を撫でていたいどうせここから先1人なんだ 世界を愛せる口実が欲しかった本当は優しくなりたいだけなんだ 夏の終わり、冷たい冬の朝お前を1人きりにしたくなかった時間だけ過ぎただけさ大人になったようなふりをしている どうせ神様達の短い暇つぶし永遠みたいなキスがしたいよ 遠くでお前の声が聞…
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暮らし – S.O.H.B
暮らしだけがただ続く 何もないこの町に赤く焼けた夕陽が 山の端へ沈んでく 肌を合わせて 海へ向かう歌を歌おう 愛など知らぬ お前だけだ、お前だけだ低く飛ぶ鳥が きっとお前を連れてきてくれる 疲れ果てた体が ただ浮かんでいるようだ月のないこの夜に 生活が生きている 痛い程の優しさだけを 掴んでいい 愛など知らぬ お前だけだ、お前だけだ低く飛ぶ鳥が きっとお前を連れてきてくれる お前の影に口付けよう …
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Inner Voice – S.O.H.B
折れた心を舌でなぞった崩れる前に歩き出そう見つからない問いの先足跡だけが道になると思い出だけじゃ遠くへ行けないから 痩せた体を抱きしめる夜 微睡を甘く燃やして真夜中の銃声 小さなララバイ 海が満ちていく 唇の触れるような距離で名前を呼んでそれ以外もう何もいらない 飲み込んできた涙だけで膨れ上がった体だけがある瞼を閉じれば夢だけ見れる気がしたんだ映画のようにいく訳ないよな 気がつけば終わる命神は随分…
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オレンジ – S.O.H.B
海を渡るより君の電話が遠い「こんな終わりかたなんだか嫌だね」前に見た映画で君とそう言ってたこんな風にタバコを吸いながら 今思い出すなんて 髪を切っても自由にはなれない鍵のない部屋は君とよく似ている捨てたもんの名前を目を閉じていつまでも掃き溜めの中で呟く 今思い出すなんて 知らないふりしてもう一度君だけと出会いたいオレンジ日常を溶かして全部連れ去ってくれ そういえば、なんていう話さえ瞳の温度をバカみ…
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世界の終わり – S.O.H.B
たどり着いた先に途絶えた線路赤錆をなぞった音のない夜影だけ刻んで粉々に砕ければよかったんだ正しさを纏った人波の中分かり合えないまま 僕らはキスをしたネオンライトを見つめて 君といるときに世界が終わってしまえばいいとずっと思っていたきっと僕たちは必ず一人で死んでしまうから寂しいのさ君に会えて嬉しかった本当のことさ はじめから余計な言葉なんて何一つ無かったんだろう僕らが勝手に消せない不安や失望に名前を…