Ryo Umekawa

うそつきの母 – Ryo Umekawa

そろそろ寝る時間ね
テレビを消して
歯を磨いて
少しくらいはいいでしょ
もう少しだけだよ

じゃあ
少しだけ話をしよう
改まって
膝を折って
この先も越えられない
壁に出会うだろう

だから
鞄の端っこだって構わない
鍵は持ってて
心の端っこだって構わない
弱い虫ちょっとは飼い慣らしておくんだよ

顔を見た時も電話の向こうでも
「大丈夫」って素っ気無いから
一つだけお説教を垂れるとしたら
もう逃げることを恥じらわないでよ
じゃないと始まらないでしょ

そろそろ行く時間ね
靴を磨いて
胸を張って
大きな旗を上げるよ
もう無理はしないでよ

ねぇ
少しだけ話をしよう
遅れちゃうよ
まだ大丈夫
あなたの掲げる正義が
バラバラになるかも

だから
ファイルの端っこだって構わない
夢は持ってて
目が冷めたときは
グラスを片手に
吐くまで語ってよ
もう黙ってないでよ

あの時の言葉を
怒鳴り散らしても
あの「大丈夫」すら答えないのだ
一つだけ言葉を残すとしたら
もう逃げることを躊躇わないように
黙って聞いててよ馬鹿
ただいまが聞こえなくても
そこに居なくていいんだよ

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