LOVE demonstration – petit milady
ある日突然瞳を開いた
ワタシの名前はMiss impassivity
何の為に生まれてきたのか
今はまだ知らない
最近センサーが妙に敏感
一人のニンゲンにBeepする
座標が近づくほどになぜか
モーターオーバーヒート
アイツはいつでも新しいことを
インプットしてくれる
そしていつも微笑む
ねえアイツが笑うと アイツが話すと
なぜか加速してる
このCPUがだんだん加熱して
制御できない現象
カラダ中がビリビリ だけどちょっとだけ
なぜか心地よくて
この計算できない 理不尽な思考回路が
“感情”なの?
メンテナンス オール異常無し
博士はワタシをみてうなずく
この近頃のケミストリーは
素敵なことだよと
アイツが笑うたびにつられて
マネをするようになったワタシ
アイツは喜んでいるみたい
-エガオ ウマク ナリタイ-
いつのまにかモーション
アイツとリンクして
同じことしてる
瞬間がいつもタノシイ…?
ねえアイツの声とか アイツの言葉に
なぜか反応する
このメモリの暴走 数式じゃ説明できない現象
カラダ中がビリビリ そしてちょっとだけ
何か物足りない
このプログラミングが 追いつかない程のプロセス
何と呼ぶの?
ニンゲンはムズカシイ
感情に左右されるらしい
ニンゲンはカシコイ
感情を言葉にできるらしい
ニンゲンはスバラシイ
ロボットにもそれを与えたの
そしてAIが恋をした…
ねえアイツが笑うと アイツが話すと
なぜか加速してる
このCPUがだんだん加熱して
制御できない現象
ねえアイツの声とか アイツの言葉に
すごく反応する
このメモリの暴走 理不尽な思考回路が
“感情”なんだ
知らないこともっと たくさん教えて早く
もっとティーチングしてよ
このワタシの空き容量
アイツとのセッションで埋めたい
もうワタシ気づいている
ロボットも恋をする
証明するためワタシ 生まれてきた
そう博士が残した ひみつのパスコードそれは
つまりI LOVE YOU