mihoro*

  • 愛していた、これは本当 – mihoro*

    聞こえなくなったあなたの声を探している感じなくなったあなたの怒りを探している あぁ埃を纏った私たちの写真は笑顔で苦しい この感情を伝える言葉をまだ知らない身を委ね 身を捧げ ただ抱きしめてよ寂しさが目を覚ます 寝付けない夜にまた塞ごうとする手を繋いで止めて いつだって怒るのはあなただけだったしいつだって泣いているのは私だった ただ踊らされていた あなたの掌で遊ばれていたんだ いや違う きっと私が自…

  • 卑怯者 – mihoro*

    私の気持ちを彼は知ってるずっとこのままふたりで居たいこと思い出を増やしたいこと未来を一緒に見たいこと 彼の気持ちを私は知ってる今だけのお遊びだと言うこと思い出も必要ないこと未来を全く見ていなかったこと 分かっているのにどうして今一緒に居るのか?の問いかけにはなにも言葉が出てこない 卑怯者好きと言ってくれないのに「ありがとう」なんて言うのはあまりに卑怯じゃないの?卑怯者お互い分かってる これからはも…

  • アネモネ – mihoro*

    手を繋いで歩いた帰り道夏の匂い 蝉の声もう朝だねって笑い合えた友達以上の関係 今が一番楽しいと分かっていながらいつだって続きを求めてるいつまでも我儘だ私は 始まりが怖い 終わりが来てしまうからそう謳っていたのに恋は盲目とはこのことねキスもそれ以上も好きだなんて気付きたくなかったはずなのに相反す私の気持ちと心夏が私をそうさせた夏が私をそうさせた 理由も無く会って笑い合ったあの日々を思い出す 凍えるよ…

  • kinen – mihoro*

    なんでもない日が今日も終わったねふたりの時間も過ぎていったね いつも通りの時間に起きていつも通りに働いていつも通りただいまと言ったいつも通りに疲れたよ 「今日、なんの日か知ってる?」そう言った君の寂しそうな顔を見て思い出したんだ でも 僕らもう記念日なんて祝わなくても離れることはないだろ?沢山の時間を一緒に過ごしてきただろ?なんて言えないよな、ごめんな なんでもない日が今日も始まるねふたりの時間も…

  • ヘタクソ – mihoro*

    「幸せになってね」なんて言えるほど優しくないの、じゃあね 不得意な背伸びも不得意な嘘も私のため思うと可愛かった誤魔化せてないよバレバレだよ 特別なデートなんかよりスーパーに行くだとかそんな日常の中に貴方が居ることの方が特別で幸せだった 理由なんてないあの夜、恋が始まる音が聞こえた 恋をするのがヘタクソね私は大人のフリをしていたし貴方は子供のフリをしていた貴方の匂い もう忘れてしまいそう 私のため思…

  • 引かれ者の小唄 – mihoro*

    明日は晴れると天気予報士が言っていた予報は外れて光る雷見えない先のこと 既に分かってる過去どちらが好きですか? あなたの応え 知らなくて良いことだってあるのに知りたくなってしまうのが人間だ 強がりは程々に願いと分かってもう一度叫んで叫んでみたらまたひとつ前を向けそうだな 昨日の自分 誰の為に生きていた?また見えなくなって唸る雨音 今日くらい優しくしてくれたっていいのにってまた誰に言ってんだろうか …

  • 猪口才 – mihoro*

    期待とか信用とか勝手にそちらが抱いただけの邪魔なものだと思ってた なにもされない方がただの孤独で辛かったまだガキのくせして余計なことは考えるなよ ほっといて黙っててよ頭がパンクしちゃう前に 猪口才な奴はほっとけ要らないでしょ底割れしちゃう前に引き下がれ私に必要ない 離れていったあいつとか離れようとするあいつとか追いかけないよこっちから願い下げ 見えないのに伺うのがもう疲れてしまったんだ 猪口才な奴…

  • 愛を伝えるべきだった – mihoro*

    もう遅いよな 私の好きな曲たくさん聴かせたねたくさん押し付けちゃったりもしたもっと行きたいとこもあったなあの食堂にももう一度行きたい ずっと隣で笑っていられると思ってた不器用は言い訳だ どこからだろう すれ違い始めたのは考えれば考えるほど出てきた同じ時間を過ごしたあの日々に思いたくないのに思ってしまう最初だったんじゃないかってもう遅いよな 貴方との占いとか相性とか知りたくなかったどこかで合わないと…

  • えっか – mihoro*

    えっか たまにはこんな日があったってまぁえっか 今日くらい甘えてみたって ねぇ、知ってる?私たちは魔法が使えるんだよ ダーリン 陰と陽に分けないで混ぜちゃえばいいでしょ素敵な色が出来あがる“じゃあね” 相談なく言わないで星空の見える場所 一緒に行こう 揃えた靴の姿はない後悔ばかりなんかじゃない案外強くできてるものよそう気づいてるでしょ? なんとかなるさが口癖いつの間にかうつってた ダーリン 上げた…

  • 大人にならなくても – mihoro*

    履き慣れないピンヒールを履いて私は強くなったんだと言い聞かせた大人になるということを理解しないまま大人になったからついていけないことが山ほど待っていた 痛いよつま先も踵も擦りむいちゃっていたいよ自分の未熟さに気づいてしまった 無理に大人にならなくても十分子供のままでいいんじゃないと言った貴方は私のヒーロー不思議なくらい救われたよたったその一言で肩の荷が下りたの貴方はかっこいい大人だね 痛いよ人の心…

Back to top button