更け行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ
恋しやふるさと なつかし父母(ちちはは)
夢路にたどるは 故郷(さと)の家路
更け行く秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとりなやむ
窓うつ嵐に 夢もやぶれ
遥(はる)けき彼方に こころ迷う
恋しやふるさと なつかし父母(ちちはは)
思いに浮かぶは 杜(もり)のこずえ
窓うつ嵐に 夢もやぶれ
遥けき彼方に こころ迷う
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頬を撫でる風 耳元でささやいたとき大好きな「おかえり」が聞こえた幼い頃手を繋ぎ 歩いたこの坂道いつもとなりで微笑んでいた あなたはもういない風よ 舞い上がれ 私
大空に散った多くのまぶしい男達胸に忍ばせた写真と 仲間への笑顔だけ乗せ愛する人のために 願いを残して青く澄んだ空の雲へ飛んだ大事な人がいます だから生きていたい
兎追いし 彼の山小鮒釣りし 彼の川夢は今も 巡りて忘れ難き故郷如何にいます 父母恙無しや 友がき雨に風に つけても思ひ出づる 故郷志を 果たしていつの日にか 帰
仰げば 尊し 我が師の恩教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)思えば いと疾(と)し この年月(としつき)今こそ 別れめ いざさらば互(たがい)に睦し 日ご
木枯らしとだえて さゆる空より地上に降りしく くすしき光よものみないこえる しじまの中にきらめき揺れつつ 星座はめぐるほのぼの明かりて 流るる銀河オリオン舞い立
月の沙漠をはるばると旅の駱駝(らくだ)がゆきました金と銀との鞍(くら)置いて二つならんでゆきました金の鞍には銀の甕(かめ)銀の鞍には金の甕二つの甕はそれぞれに紐
この道はいつか来た道ああ そうだよあかしやの花が咲いてるあの丘はいつか見た丘ああ そうだよほら 白い時計台だよこの道はいつか来た道ああ そうだよお母さまと馬車で
かあさんが 夜なべをして手ぶくろ あんでくれた木枯らし吹いちゃ 冷たかろうてせっせと あんだだよふるさとの 便りはとどくいろりの においがしたかあさんは 麻糸(
落葉松の 秋の雨にわたしの 手が濡れる落葉松の 夜の雨にわたしの 心が濡れる落葉松の 夜の雨にわたしの 心が濡れる落葉松の 陽のある雨にわたしの 思い出が濡れる
叱られて叱られてあの子は町まで お使いにこの子は坊やを ねんねしな夕べさみしい 村はずれコンときつねが なきゃせぬか叱られて叱られて口には出さねど 眼になみだ二
夕焼小焼の、赤とんぼ負われて見たのは、いつの日か山の畑の、桑(くわ)の実を小篭(こかご)に摘んだは、まぼろしか十五で姐(ねえ)やは、嫁に行きお里のたよりも、絶え
金襴緞子の 帯しめながら花嫁御寮は なぜ泣くのだろ文金島田に 髪結いながら花嫁御寮は なぜ泣くのだろあねさんごっこの 花嫁人形は赤い鹿の子の 振袖着てる泣けば鹿
だれかさんが だれかさんがだれかさんが みつけたちいさい秋 ちいさい秋ちいさい秋 みつけためかくし鬼さん 手のなる方へすましたお耳に かすかにしみた呼んでる口笛
卯(う)の花の、匂う垣根に時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬさみだれの、そそぐ山田に早乙女(さおとめ)が、裳裾(もすそ)ぬらして玉
あした浜辺を さまよえば昔のことぞ 忍ばるる風の音よ 雲のさまよ寄する波も 貝の色もゆうべ浜辺を もとおれば昔の人ぞ 忍ばるる寄する波よ かえす波よ月の色も 星
名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実一つ故郷(ふるさと)の岸を 離れて汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)旧(もと)の木は 生(お)いや茂れる枝はなを 影
夏がくれば 思い出すはるかな尾瀬 遠い空霧のなかに うかびくるやさしい影 野の小径水芭蕉の花が 咲いている夢見て咲いている水の辺(ほと)り石楠花(しゃくなげ)色
からたちの花が咲いたよ白い白い花が咲いたよからたちのとげはいたいよ青い青い針のとげだよからたちは畑(はた)の垣根よいつもいつもとおる道だよからたちも秋はみのるよ
菜の花畠に、入日薄れ見わたす山の端(は)、霞ふかし春風そよふく、空を見れば夕月かかりて、にほひ淡し里わの火影(ほかげ)も、森の色も田中の小路をたどる人も蛙(かは
春は名のみの 風の寒さや谷の鶯 歌は思えど時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず氷融け去り 葦は角ぐむさては時ぞと 思うあやにく今日も昨日も 雪の空今