KOKOMI

  • レムリアに捧ぐ – KOKOMI

    それはあの空に 一番遠い場所でほんのささやかな 揺らぎを持つ者 怖いほどに飾り立てた 絶世の楽園 神話の伝えも否定する音を立てて 崩れ落ちた 結界の密約未来を奪い去る 下された選択 命の証明 レムリアそれぞれに提示された情景は 混沌へと仕組まれた空間青く晴れた未来が 闇に支配されたら僕らを選んだ 意志になる レムリア不自然に歪む視界その誤差は 無限さえ可能とする傲慢壊れかけの水泡 夢も描けない場所…

  • キミがボクなら – KOKOMI

    無邪気な太陽 交わされる声当たり前に 繋がる未来絵に描いたように 花を揺らした疑う余地さえ 報されぬ場所 物語はいつしか 青きこの空さえも 否定を始める 音も立てずにほころびのその隙間 そっと覗き込んだら 時間を巻き戻し闇へ闇へ闇へ誘う デュナミスへと やがて君は 生きる事の 意味を知る 運命にありわずかな鼓動が 命を愛しくする終わりのない 詩の調べ 絶望を 繰り返したキミがボクなら 何を叫ぶの?…

  • 誓響のイグレージャ – KOKOMI

    その主観に 捉えられた 不可思議の狂気語りかける 碑文の声 上位なる蝶 行き止まりが示すものを知るや次なる瞬きで あなたの笑顔がねじれ落ちてゆく 空へと真っ直ぐ伸びた目に見えぬオーブ 無数の高貴フラメルに繋ぐその血脈 死の象徴操られた糸の先は――― 夢現な その存在 幾重の迷走円熟した ミサはいつか 覚醒をする 本能ごと誘う影追うや母なる温もりの ヴェールで包み込み崩れ落ちてゆく 叫びの届かぬ螺旋…

  • イェソドの月 – KOKOMI

    あなたのこと知っているわだけどあたしはだあれ? わらう声とさけび声とほかになにがほしいの? 嘘に罠に浅ましく抗え誰を信じる?うみねこの鳴き声が ひびいた さぁ宴を始めましょうここからは逃がさないその真実はもうとうに海に沈めた過去 未来の ParadigM愛して 憎んだ SpiraL最後に嗤うのは?それは 誰かが創りうる 孤高のエピローグ あたしのこと知っているのならばあなたはだあれ? 形のない感情…

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