Killing Time
さくら – Killing Time
朝になって また明日って
すり抜けた日々をなぞった
届かないものに触れていたくて
進みたくて 進めなくて
流れていく色をたどった
さよならを数えたんだよ
出す宛のない手紙
想いは黒く積もる
右耳を通した声は
泣いているように
見えた気がしたんだ
朝になって 夜をまとって
脱ぎ捨てた日々をなぞった
届かないことに気づけなくて
進みたくて 進めなくて
別れていく色をたどった
さよならを数えたんだよ
まだ離さなくても
空を失くしたんだ
君は表も切ったんだよ
過ぎ去ってしまっても
終わりは新たな始まりって
君が言ったんだよ
冬になって 寒いねって
その手 強く握りしめた
この場所で また
幸せって 雪みたいだ
ああ だから美しいんだ
悲しげに笑う
春になって 花が咲いた
君もどこかで見ているのかな
約束はまだ生きてるんでしょう
朝になって 進みたくて
すり抜けた君をなぞった
さよならを一つ
君は行ったんだよ