Killing Time

  • さくら – Killing Time

    朝になって また明日ってすり抜けた日々をなぞった届かないものに触れていたくて 進みたくて 進めなくて流れていく色をたどったさよならを数えたんだよ 出す宛のない手紙想いは黒く積もる右耳を通した声は泣いているように見えた気がしたんだ 朝になって 夜をまとって脱ぎ捨てた日々をなぞった届かないことに気づけなくて 進みたくて 進めなくて別れていく色をたどったさよならを数えたんだよ まだ離さなくても空を失くし…

  • 今にも落ちてきそうな空の下で – Killing Time

    何事もない日々は音もなく 流れていく わかっている そんなこと当たり前ではないと そこで今も 夢の中で 花が咲く君が笑っているような空の下時が止まっているような 灰色の寂しさはあてもなく 消えていく いつになれば 夢の先で 花が咲く雨にうたれ泣くような空の下何か変わっていくような もっと近づいて 少しだけそっと行かないで 明ける日まで 光射す君を包み込むような空の下今にも落ちてきそうな 花が咲く君…

  • スノウドロップ – Killing Time

    片手にも満たない陰に落ちないようにすり減った靴底 数えよう 両手では足りない星が逃げないように澄みきった旋律 集めよう ふわふわ波を立てずにただただ慎ましやかにそれでも傘は閉じずに朝焼けを待ち続けている 叶わぬものを忘れてたばこの煙 吐き出さずに仕舞う穏やかな明日 求めて追いかけてみた 停止線を越えて これからを剥がしたら治ってしまった傷溶けた二月 消しゴムでなぞった影が繋がるようにつま先とかかと…

  • 泡沫 – Killing Time

    不甲斐ない僕らは傷つけ 身を委ね気づかないふりをして傷つき 気をとがめているんだ どうだい 一瞬の希望も叶わなかったって 構わないんだって一生の鼓動も届かなかった 今日も いつだって想っていたんだ焼けつく空漂って 彷徨って 泳いでいつだっけ縛ってしまった消えた光寂しげ水色の君 綺麗な言葉を並べて隠し合う何気ないふりをして凪がれて 騙されていたいんだ いつだって想っていたんだ行き着く空漂って 彷徨っ…

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