遙かな地平の向こう
未だ見ぬ郷があるという
呪縛の街抜け出して
走りだせ 裸のまま
Oh! 朝日は今
光の矢を空に放ち
旅立ちの時を射つ
Oh! 響き渡れ
アスファルトの大地を蹴る
鋼の足音よ
高鳴る胸の鼓動も
たぎる熱い血潮も
誰のためにでもなく
ただ見果てぬ夢だけに
Oh! 止められない
己の内で
叫ぶ声に
駆け立てられてゆく
Oh! この体が
砕け散るまで
走り続けろ!
遠く地の果てへ…
雲に誘われ
風の歌を聴き
たゆとう心は
陽炎に似て……
人は誰も駆けてゆく
それぞれの永い道
ひとりで…
孤独だけを道づれに
ふり返る日々を背負い
いくつもの川を渡り
いくつもの丘を越えて
Oh! はるか遠く
見はてぬ夢を
つかみとるまで
走り続けよう
Oh! はるか遠く
見はてぬ夢を
つかみとるまで
走り続けよう
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