heidi.

  • アーバンガーデン203 – heidi.

    明日が今も呼び止める慣れないことばかりの近頃に独り言いつも心で会話して 甘い気持ち変わらずに理想だけが膨らみ続けている君は嫌なことは後回しで 一人の夜憧れる様に何もかも夢みたいに 思い描く未来の中を歩き出したばかりの君は求めたもの見つけられずに時間だけがただ過ぎてゆくだけ 少し前のこの桜自分の心塗り潰すように色付いた胸焦がすそれぞれの道 近道でも遠回りしても掴みたい夢の続き その心が薄れないように…

  • 谺 – heidi.

    僕らいつからだろうか?そんな時間をただ過ごしてる 目の前には何もなく足を踏み出すことも躊躇いカラッポの心だけが虚しく僕を蝕んでいる 遠くから谺する歌声に揺さぶられて こんな近くにあることさえ気付けないなんてどうかしてるでしょもっと傍に歩み寄れたらなんて思う程響いてる まだ今は消えないで歌声はもう聴けない これで前を向いて行こうか例えどこまでも続いてこうとも今度出会うことが出来たら僕ら違わない そう…

  • 予感 – heidi.

    ほんの少しでもはき出してほしいこの手で受け止めるよ とても強がりな君の事だからまた何かを隠そうとしてねぇ確かな予感 掴んだその手を握りしめて走り出したゆく宛もなくただ僕の心 の中にいていつも傍で見守るから この想いをずっとずっと抱きしめて ほらいつだってどこかで揺れてる胸の奥そう今ここで僕らが始まった 掴んだその手を握りしめて走り出したゆく宛もなくただ僕の心 の中にいていつも傍で見守るから どんな…

  • レム – heidi.

    このまま連れていってねぇ囁くように言った君を探して… ほらそこに見えたものが 君の目にはどう映る?崩れてく様な場所に ただ一人立っているだけ 音のない午前3時 いつも通り目が覚めてまだ夢か? その続きが いつまでも見れそうにない ある日そこから 抜け出そうとした時僕の背後は明と暗が交じりその手伸ばして そうもう少しだけで触れそうになって 叶うことはない このまま連れていってねぇ囁くように言った 君…

  • ラストピース – heidi.

    繋がった僕達のカケラ 広がってまた戻ってゆく流れてく あの雲に沿って 僕達は歩き出す なにもかもが変わりそうな いつものこの場所心の中 生まれたての 新しい この世界が 教えてくれた そして今の僕の想いが やがて忘れさられようとも何に対し、何の為に? もがきながら心は揺れる 繋がった僕達のカケラ 広がってまた戻ってゆく流れてく あの雲に沿って 僕達は歩き出す 目の前には桜吹雪 あの頃と同じ答のない…

  • 鳴笛 – heidi.

    遠くで聴いた口笛が今も心巡って からっぽの僕の中 鳴ってる それから僕は待つようになって探し続けた僕を虜にした音色 この世の終わり この世の始まり破滅に向かう浮世に 一筋の音色 何故か僕は生きようとする今日も明日も わかりきってるのに どんなことも無意味に思う繋がっているこの世界が ずっと嫌いなのに もう一度 聴かせて全てのことから 忘れさせてください もう二度と聴けない初めから僕は きっとわかっ…

  • フライ – heidi.

    ああ、そして僕が失くしたものもう思いだせはしないでしょういつかは この腐った 世界を捨てて大きな羽を伸ばしてみようか? ああ、僕を襲う喪失感ほら薄れてゆく期待感とここから産み落とされ やがて消えてくこの一瞬を泳いでみようか? 今 僕は大きな繭の中でその意味の答を求めているそして次に吹く風に乗れたならさぁ飛んで行こうか ああ、そして僕が失くしたものもう思いだせはしないでしょういつかは この腐った 世…

  • 潰れた果実 – heidi.

    あっちも こっちも そこにも信じられるものなんて ないでしょ? でも僕の心の中の 何かが言ってるむしろ そんなこと言ったところで何かが変わっても それも嘘で 僕は一体全体 何を望んでいる? 束の間の幸せほど虚しく吐き気のするような偽善の中 何故 心の奥にある扉を開かない? 時として歪んだ理想を持ち成し遂げられず 冥土でご一緒 そんな君に お似合いの墓標に刻もう「狂ッタ果実ハ潰サレタ。」 いつも僕の…

  • 翼 – heidi.

    この翼 僕も飛べるのかな?あの虹の向こうへ どこまでも続く坂道を 夢中で駆けあがってく青い空に包まれたのは 僕だけじゃなかったんだね ホラ君の声が ずっと僕の胸に響いている この翼 僕も飛べるのかな?ひとかけらの想いだけ握って行こう遥か遠くあの虹の向こうへ フワフワと浮かぶ あの雲が 形を変えてゆくたびどうしようもなく憧れた 流れてくその姿に ねえ叶うのなら ずっと僕のことを忘れないで この翼 今…

  • チャールズ – heidi.

    くだらない戯れ言は もうヤメにしませんか所詮ガラクタ同士 僕らに光なんていらない もうすぐこの辺りも 全ての命が堕ち空はいつものように 静かに僕らを見下してる どうか彼のとても小さな願いを 叶えてくれませんか握る両手 微かに震え呟く 「あとほんの少し生きたい」 ねぇ僕らは白と黒の幕の中で 何を演じてる?そう狭い籠で 生かされた人形さ 戸惑いが痛すぎて なにも考えられず一つの終わりの中 残された足跡…

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