月面に今すぐ降り立って僕は手に銀のナイフを
クレーターを切り裂いて君の部屋を覗いた
泣き寝入りしている朝方 酷いやつはいるのさ
爪先を揺らし憂鬱を蹴散らした
真面目に生きてはつまらない夜が
ふいに窓を叩き、夢を連れ出すから思わず後を追う
君は一人じゃ眠れない
壁面にぼんやり突っ立って 君は後ろ手にナイフを
好奇心で月を切り分けて飲み干した
いつでも調子っぱずれの嘘が多い友達
隙を作るたびに君は壊されていく
歯止めの効かない朝はやってくる
寝息より静かに
断れない訳を夢のなかに閉じて、君はそのうち笑い出す
月面を素早く飛び去って君は無重力のなか
爪先を揺らして憂鬱を蹴散らした
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少しだけ眠い月をこすって歩くのは曇った午後3時いつもだったならば向かった駅のまわりのビルを見上げるのに俯いたままいくつもの雲を感じるたびむなしさに押しつぶされそ
心がフィットする絹のような人に出会えたのに言葉がリードする怪訝な夜が僅かな日を吹き消す暗闇のなかで握り続けた 手のなかに無数の星屑ひとつも関心が持てないから そ
人込みを避けては静けさに戸惑うふいに君へと切り出したのも実は嘘なんださよならの代わりは幾らでもあったのに手をかざしても瞬きをしても本当にはならない僕はずっと変わ
明るい気分と共に目を覚ます天候はおそらく午後から崩れる窓際でずっと空元気を振りまいては今日のこともすぐに忘れてしまうよと野良猫に話す切り絵のような町を抜けてああ
用水路に沿って続く8月の日影から飛び出せず息を詰まらせていた他愛もないはずの道の白線にふっと湧いたためらいの言葉を浮かべてみればカーブミラーに歪んで映る僕の全身
No catch, no stringsNone of the usual thingsI'm happy just to lay and lookLet's
枯れ木を集め日を焚けば視界が揺らぎくたびれた片膝に顎を擦り付ける火の粉たちの手招きが揺れるレム睡眠の悪戯で寝ては目覚めて夢と夢の隙間でコップを握ってた何が起こっ
さあ どこへ行こう 舞台はいま見てるすべてアスファルトに映るぼくらは重なり合い また離れていったああ きみの書く文字のかたち 声のひびき胸の中で強く思うよ 願い
スタンドアップコメディのギャグのけぞって笑う君が こぼした赤ワイン張り替えたばかりのソファに鮮血が走るワンステップ 大人になろう冷蔵庫を開いたら 腐りかけのチー
ひび割れる空 片目を閉じて誰もが息を飲み込んだ腕を伸ばした太陽が人間を握りつぶした最初の日空に浮かんだカンガルーの子供たちサバンナの雲のなかへ服をなくした地球を
稜線を跨ぎ近付くジャイアント竦んだ足で立つ僕にさっきまで見ていた星 ひとつくれたよ月見草が首をもたげ 彼女の居場所を隠す道を遮る魔女から 思わず飛びつきたくなる
降りしきる雨の中を買ったばかりの長靴でいつもの小さな駅まで君を迎えに行く電車の音がする前に今日という日を名付けようすぐに忘れたっていい 鳥や木の名前でもジャガイ
やぁ、どう元気?いつの間にか 落ち着いた色が似合ってる正午を過ぎた透き通る午後のなか君はきっとラッキーストーン いい天気インディゴブルーの月曜日を束ねて鞄にしま
子供達が 声を張り上げて子犬たちが 街を駆け抜けて小鳥たちが さえずりを放つチュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパチュピチュピチュピチュパ チュピチ
窓を開けて吹き込んだ最初の風のような閃きが僕らの中に生まれやすいこの頃小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と二人が無理なく出来る暮らしのアイディアchu-c
渋滞を横目に国道沿いを Walkin'川幅が広がっで海が見えて来る頃には思い出したように波風が奮い立ち君は誰かがサーフィンするのを見ていた砂を巻き込むようにいつ
ランプを灯せばみんなが手を叩き言葉に詰まる君を見つめているあのときもこのときもはぐらかすのは今日のため枝を集める鳥のように部屋を飾って待っていたランプを灯そう
水族館では 長い休憩と器用な動きで鮮やかな技僕がグレープを買ってくる間息を止めていた 青い潜水服疑問を晴らした男、大人 匂いを隠した女、大人態勢を変えて赤面 明
頭を掻きつつ思案にふけっている作家 外では子供の声何遍でも言葉を書き換えてその意味があるのか 背後に問う強い風が吹き込んでくる部屋で聞く アトランティックの音昼
頭ン中は余所行きの服を着た彼女が見えるさ駅に構えた カメラが写す時刻表 そして今日向かう先は良いところ撮り逃がしてフレームアウト ひとりぼっち街角あまりにも悔し