さあ 目を開けて ここがどこか分かるかい?
君はそうだな 随分と永い夢を見ていたよ
心地良さそうに
ああ 寂しそうな 顔をしているみたいだ
今はどうにも 思い出すのは難しいことかもな
ゆっくりと 時間をかけ ひとつずつで構わないさ
時間ならば いくらでもあるからさ
生まれた日のこと 憶えてやしないけど
酷く泣いていた 悲しみからはじまった世界が
どうしてだろう 今は愛しい
なあ マグが言う
思い出せなくていい だけど どうかな
君の頬に伝う涙の理由は
悲しみでも 喜びでも そのどちらでもなさそうだ
ならばその思いに付く名前は
なんと呼べばいい?
メルがいない世界は どこか欠けてしまった
それでも月日が その穴を埋めるから
ごめんねも ありがとうも
伝える前にさよならじゃ寂しすぎるよ
まだどこか 聴こえてる?
生まれた日のこと 憶えてやしないけど
酷く泣いていた 悲しみからはじまった世界で
出逢うものすべて 愛しく思うんだよ
あなたが 私に くれたものが
この目に見えなくとも 心でそれに触れるよ
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