Hakubi
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もう一つの世界 (Alt. ver.) – Hakubi
子供の頃の夢書き出したノートの積もり積もっていたあの日の影叶わなかった夢ノートに隠して必死に隠して積み上げた嘘纏う 目を閉ざして耳を塞いで手を放して立ち止まって心閉ざして一人になっていた手を伸ばして空を掴んで心さえもかき消して一人になっていた独りになっていた 目を覚ますとそこはただ広い地球で僕は生まれた意味すらもわからなくなってしまって消えない傷抱えながら今日を笑って笑って笑っていたいと思ったんだ…
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クロール – Hakubi
水面の乱反射輝いた季節は僕たちを追い越してそれらしい顔なんだ悩みなんてない!目的のない旅に出よう終わりの見えない水平線いつもの退屈はシュレッダーにさ全部ぶち込んで “らしくない”ことをやってみようひどく凝った身体をひっぺがし擬態するんだ何者でもない僕に木造ワンルーム飛び出してここじゃ騒音なんて気にすんなわりと大きな声って出ないもんだなあ…馬鹿になっていい! ひとの海を孤独じゃないふりで誰も僕を知ら…
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pray – Hakubi
大丈夫と強がってみせた言い聞かせるようにそっとうなずいて遠くなっていくいくつもの思い出にさよならを告げたあの日 知らない街のすれ違った誰かにあなたの姿重ねて緩んだ糸を結び直して振り向かず歩き出した 時計の針が止まってくれたらなんて思ってしまうよ 守りたいものがあって譲れないものがあるから迷いながらこの道をまた進んでいこう目指したい場所があって変わらないものがあるからわたしはまだ、強くいられるんだ …
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Heart Beat – Hakubi
酷く乾く唇 昨日の残骸それでもまだ許されない気がして頭の痛くなる幸せそうな顔占い一位でも嬉しくはないや まるで糸に引かれるように当たり前に改札をすり抜け「いくらだって代わりはいる」なんて呪いをかけて殺している ニュースで流れた人身事故はもしかしたら僕だったかもしれないまた今日も生き延びてしまったなあ誰にも知られないまま手遅れだった若さの価値はもう僕には使えない横並び何億人のレースに置いていかれない…
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ワンルーム – Hakubi
目を閉じるそのたびにこれで最後かもしれないって思い残すことだらけだもう少しだけ夜更かしをしよう わかったよと呟いた君はもう寝息を立て夢の中ため息をついて頬をつまんで気の抜けた顔を見て眠ろう ねえ、笑えるでしょう死にたがりの僕が生きてることああ、君のせいだよ上手くは言えないけどそれでいいと思う? ただ毎日が当たり前に過ぎてゆく事を当たり前と思わないでいよう思い残したことばかりだ明日も明後日も君に言お…
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GHOST – Hakubi
音もないまま崩れていくんだ僕はもういつかにstartを切った戻れないcountdown望んで選んだこの毎日でいくつ沈めいくつ棒に振った?ああ もういいんだ つまらない大人になりたくはないが何が楽しくて生きたらいい?すれ違うあの子もそうくたびれたスーツのあいつもそうああ 幸せそうだ僕はgame over… ねえここから連れ出してくれ終わらないloopに溺れて死ねもしないままただ酔ってる彷…
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Decadance – Hakubi
耳鳴りが止まない巡る季節に追いつけない意味のない日々は続いてく変わらない朝 やけに眩しくて もう何度目の僕だろう 重い腰を上げて情けない顔だって見慣れてしまうもんだな無心になって流れる時間が僕を笑った 何もないよ、僕にはきりがないからやめれない手探り掴んだ空っぽの容れ物だった僕は誰でもよかったんだろう君も戯れの夜に 耳鳴りは止まない消える温度に取り憑かれて君のいない朝はもう慣れた止めどないほど流れ…
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Rewrite – Hakubi
眠っても眠っても明けない夜が続いていく誰にも理解されなくても終わらない話をしよう 描いていた理想の地図をいつの間にか失くしてしまっていてどこでどうして間違ったっけ強がり笑いも板についちゃって戻れなくて 暗い世界で一人きりでさお願い誰かここから連れ出して 「眠っても眠っても終わらない話をしよう」 眠っても眠っても明けない夜が続いていく痛みも悲しみも感じなくなってどこにもいけない心だけ降り積もっていく…
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Soumatou – Hakubi
もしも私が聞き分けのいい子供だったらもしも私が笑顔の綺麗な子だったら何度繰り返す“もしも話”に私は戻れないこともよく知ってる よぎっていく走馬灯 ノイズ混じりで汚れて暗い暗い部屋の隅 それしか思い出せない綺麗事ばかりが溢れる人混みの中で吐き出した膿の夜漂う あてもなく荒野をゆく戻れない今を生きていく私は私でしかないこと痛いほど感じるくだらない愛なんかいらない許せない自分でさえもこれしか生きれない狭…
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サイレンと東京 – Hakubi
愛のすれ違い認められたい人日々吐き気がする午前5時サイレンと東京 誰も悪くはないってことも誰もがわかってることも終点はここじゃないってことも レッカー呼んだ高速ただ眠る場所を探し放浪きっとずっとわかっていた気づかないふりをしていたかった 何も言わなくてもわかり合える関係ってねえ どこにもないんだよなわかってたああ さよなら 愛のすれ違い認められたい人日々吐き気がする午前5時サイレンと東京 もの数秒…