窓を開けてみると
ちっぽけな夕陽が見えた
なんか
「ジーン」ときたんだ さりげなくて
今を懐かしいと思う妙な気分
心はそれという何かを
覚えている
僕は何かをしたか
正しく生きてきたのか
苦しみもがきつづけたい
幸せの中で
そっと
全てを包むやわらかなそれは過ぎた日を染める
そして今も
どこかで
産声が上がる
何を聞いてきたのか
何を目に映したか
それは君の中で育ってきたか
時が止まる夢を見る
笑っていられると思う
それは君がいたから
出会えたから
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