ユートピア舞い落ちる木の葉
踏みつけながら探す
魂が吹き溜まる世界
白く立ち枯れた森
夢だとか希望だとか
全部枯れ落ちた後に
一つだけ残ったのは
赤いリンゴ
「助けて」は最後の切り札
結局飲み込んでしまった
僕を呼ぶあなたの声さえ
疎ましくなって捨てた
愛だとか勇気だとか
溢れていた場所なのに
一つだけ残ったのは
赤いリンゴ
自ら全てを無くしてきたのさ
それなのにあなたの綺麗な涙が胸を刺す
どうか熟れたこの果実
食べてはくれないですか
遠くを見るあなたの目
あぁまだここにいるのに
自ら全てを無くして来たのさ
全てが過ちそれでも構わない
ただ少しあなたの心にいられたらそれで良かった
ユートピア赤いリンゴ抱え
あなたの事を見てる
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