「殺してくれないか」
終幕は嘔吐くような 静けさの中に
在るほど美しいものだ ほら ひとり
君のように僕が 人目を気にするのは
世間体に頭を垂れた屑共の為だ わかるだろ
喉奥で踊る指先に 鼻を突く香り 傘の夜
なぜ 気が付いてくれないんだ
こんなにも 苦しいのに
何度も身体を傷付けて
声を作る度に偽りの雨
なぜ 気が付いてくれないんだ
こんなにも 苦しいのに
何度も名前を投げ捨てて
声を添える度に「さようなら」の雨
降り注ぐ なぜ
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鏡越しにさまよって 君好みに着飾れば少しだけ窮屈そうに苦笑う僕がいたんだいつもより高鳴った足音を追い越せばあの日のように優しく澄んだ場所までもうすぐだ今はもう
君だけの太陽になりたかったまだそんな事だけを考えてるのに幼い笑顔が僕の世界の中心で手を振って 背を向けて 消えて行く二人の日々を例えたなら結び直した糸電話何かあ
覚めない夢の中で 君と出逢った意味を深く考えながら名前を付けようこの優しい歌に誰の為になれたら 僕は良かったのだろうか失ったものを また数えても見上げた空は青く
赤い月 素足の太陽は溶けてへどろの海 降り注いだ星の雨に生い茂るまだ若い木々が揺れて騙された鳥達が羽を捨てる連なる純白の山頂を目指せば神の悪戯か 青い蜃気楼を見
意味深な感情論は君の声 それは夜明け前崩れそうな罪悪感を 今 隠してくれる研ぎ澄まされてしまった感覚は春重なった季節を詠みたくなっては泣いた足音に咲いた記憶 過
例えば これが僕としよう君には分かるだろうここの描写は何もせず進もうあの橋を渡る前の角を 緩やかに右に曲がったらきっと笑う君が待つはずだこれから僕は 君に何が出
明けて行く空 瞳を閉じれば悲しくて 君が見える長い前髪を ほら 悪戯に揺らしているんだろその歩幅で 僕の中へ回り出した脳内 酔った記憶喉の奥が切れたみたいだ地上
天照 世界が終わってしまう前に嘘偽りない光を貸してくれないか天照 「世界を救え」とは程遠くただ僕の背を押して欲しいだけだいつかは忘れてしまうと言うのか遠くなれば
指先から覗き込んだ世界に右上から 喜びだけ 合図鍵穴 今 溶けた飴を詰め込んで空 未来 青 部屋の中に閉じ込めるそれは僕への戒めでもあったそれは新たな道筋でもあ
それは行き場のない夜明けの事だった浅い眠りに着く支度は嘘だった耳元に聞き慣れぬ声 それだけを追えば真っ赤な電飾に また君が遠くなったまるで僕だけが ほら 騙され
行き先さえ決まらないままに街を歩いて見たくもない半透明の空を迎えに行こう人波を泳げば早まる足並みに流されては辿り着いた この場所で立ち尽くす僕の耳に聞こえたのは
この夜が明けてしまえばやがて ただ君だけが足りない朝がまるで映画を見る様な浅い感覚と共に僕だけに訪れると言う柔らかな部屋の明かりは何もかもを分かったかの様に揺れ
春を綴る それは「僕の事」いつまでも覚めない夢の中で誰と出逢えば 誰を忘れて思い出せないまま 大人になった次第に感情の影も薄れてそれなりに上手く頭を下げては思い
僕と語るなら 過剰な振る舞いと歪な宴に添う 酒と四季折々の花束と噂話を用意してくれ僕を語るなら 異常な詮索と緻密な嘘を並べて 意図的に散りばめた記憶に色を足すの
僕に何かが 手を差し伸べて虚ろな表情に ただ見惚れる淡い 甘い 夢にしては鮮明だ回る世界は速度を上げて無口な狭い部屋を飾る空白は誰なんだ記憶を辿れば 写真を撮ら
動き出す街に隠れて他愛も無い会話を歌えば両手を叩きながら広がる景色が色を残して弾けて消える僕に足りない感覚は 眠い目を擦る少女達がいつまでも交わらず擦れ違いを笑
まだ残る違和感に風を呼んで大袈裟な手招きを悼む素振りに冷めて逝く繰り返す悲しみを 喉の奥で歪ませて吐き出せば 白い世界に赤黒い雨が降る口付けに偽りと名を刻んで柔
春先に覚えた言葉の影晩秋越しの甘い誘惑と安い浴衣の罪は ただほろ苦く悴む日々だ思い返せば 身も凍る夢と虚ろな表情は 部屋の片隅に投げ出された 写真の中まで覗きあ
混沌と計画を捻った目に見えては屑ばかりのこんな世界に何を願っても見返りなく閉じ込められてしまうから光沢と創造に縋った「ありふれている物」を「良し」とする古狸の戯
「佇んだ夜を追い越して、何を探しに行こうか。間隔を見極めながら、顔を伏せて誰に逢いに行こうか。限られた自由だと知って、塞ぎ込んだ未来もあった。いつか伝えられたら