無敵の唄 – GADORO
シャッターが閉まりきった古びている駄菓子屋
うるさかった近所のババアの家も今じゃ更地だ
年下の球児が年上に見えるたまにな
ポケモンのレベル上げて1日が終わる虚しさ
完璧な奴を見るとイラつく
自分が全て否定されたそんな気がする
器の小さい 俺はクズだよ実際
本音はヤバい奴はシーンに来るなと言いたい
なあ、教えてくれあいだみつを
人は何が必要?
生きる上で「人間だもの」じゃ済まないんだチクショウ
握りしめた拳はもう開かねえ
だからこそつまらねえ御手手なんて繋がねえ、くたばれ
何がダセェかカッケェかなんてのは知らねえ
えんぴつでも転がして決めてしまえ
人はいずれ来る死
言い辛え苦しい
皮肉にもそんな日々が濃密で美しい
あらゆる世界で燻るお前に対して歌いてえ
もう人生終わったかななんて始まってすらもないぜ
まだ不適合者 だがステージ上じゃ
轟かせた無敵の詩
皆、常に謳歌なんて既にもう無駄
都会の夜景よりも田舎の星空
食べログの星で選ぶよりも近場の吉野家
例年同様、今も平々凡々
レール外れた列車から叫ぶ底辺のフロー
高額なブランドよりも価値のある1verse
チルいだとかエモいで片付けんなよmotherfucker
崖っぷちでもつま先で踏ん張る
阻害され片隅にいてもそこは地球のど真ん中で生きてる
俺の音楽は雑炊くらい噛まずに飲み込めれるやろ?この例えが飲み込み辛いか
狭い部屋で書いた歌詞が広く知れ渡るまで
ヤニだらけの音楽で伝えてくだけだからな
過ぎてから不幸を悔やみ日増しに落ちる
しかしそれが更に不幸を招く近道と知る
神様には誓えないが自分には誓える
現実をひっくり返し実現に変える
あらゆる世界で燻るお前に対して歌いてえ
もう人生終わったかななんて始まってすらもないぜ
まだ不適合者 だがステージ上じゃ
轟かせた無敵の詩
皆、常に謳歌なんて既にもう無駄
誰か亡くなれば呟く軽はずみのr.i.p
たった3文字で悔やむ奴達に吐くRhyming
俺が思うこの世で最も辛い現実は
思い出をくれた人が思い出になる瞬間だ
「SMAPって何処ん地図ね?」
って言ってきたばあちゃん
夜空のムコウで俺の位置は見えていますか?
色褪せない時間が 未来すらも刻んだ
俺のロレックスはあの日ファンにもらったミサンガ
VUITTONだとかGUCCIだとか俺になんて似合わないが
誰よりもステージが似合うラッパーになりたい
常識やらルールすらも守れなかったからな
今更ルールに守って貰えるなんて思ってねえ
誰よりも笑われ 騙されても構わねえ
高鍋からこの曲よ 貴方へ 羽ばたけ
環境に合わせながら生きるような柄じゃねえ
環境が俺の方に合わせてみろ馬鹿タレ
あらゆる世界で燻るお前に対して歌いてえ
もう人生終わったかななんて始まってすらもないぜ
まだ不適合者 だがステージ上じゃ
轟かせた無敵の詩
皆、常に謳歌なんて既にもう無駄