Dios

切り裂くほどの暗闇を – Dios

ねえ、切り裂くほどの暗闇を持たない僕ら
なにを嘆けばいい
君より不幸じゃない
僕だけ不幸じゃない

焦がれるほどの希望見失った僕ら
誰を責めればいい
雪だけがしんしんと
心まで覆っていく

無くなっていく 指、その感覚
声高に叫ぶような痛みじゃあない
誰だってそう抱えちまってる
罪、傷、やり直したいあの瞬間を
抱きしめたい 絹に似た真っ白を
世界で一番不幸じゃなくても

悲しんでいいんだよ
陽だまりは奪えやしないの
あぜ道を駆けた頃
あの日の世界は狭くて広い
感情を殺すことが大人だなんてあり得ない
居た堪れなさのなかで
気高くいて 手放さないで

切り裂くほどの暗闇を持たない僕ら
なにを嘆けばいい
君より不幸じゃない
僕だけ不幸じゃない

焦がれるほどの希望見失った僕ら
誰を責めればいい
雪だけがしんしんと
心まで覆っていく

澄み切っている 透明が喉を
凍てつかすの とどめを刺して
わかったように曖昧に笑えば
メタに逃げてノーダメージ

嘲りを買って歩け
痛々しいほど実る果実
おれ自身を放り投げて
欲望の真芯 捉えろ

みじかい秋の終わりにどうか
ひと欠片の祈りを焚べてくれ
腐っていく僕らの生
お上品な思考回路

喧しい絵画に成り下がって
恐ろしいわ どこにも行けない
醜く生きて
剥製じゃないの 鈍色

どこかで鳴いてる鳥の声が
開いてく扉 残酷ながら
見下ろす視界には腕が二本
完全じゃない すべては満たせない

神さまになろうとしないで
肩に積もった雪をはらって
不条理に胸を痛めて
それでも歩いていかないと駄目
無様に泣き喚いてやっと大人の一歩目だ
居た堪れなさのなかで
気高くいて 手放さないで

切り裂くほどの暗闇を持たない僕ら
なにを嘆けばいい
君より不幸じゃない
僕だけ不幸じゃない

焦がれるほどの希望見失った僕ら
誰を責めればいい
雪だけがしんしんと
心まで覆っていく

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