5時のチャイムで目が覚めて
何をする気にもなれなくて
どうしようかなって思ったの
オレンジと青と紫の
淡い光に誘われて
ベランダに寝巻きで出る遅い朝
ベランダの外を眺めると
部活帰りの学生、薄着の子供
あの頃は何か世界が鮮やかに鮮明に
そんな事をふと思い出して
泣きそうになる時もある
泣けたらどれだけ楽だろうか
あぁ歳をとった訳でもないのに
景色は枯れて大人になってしまった気がする
あぁ今日は世の摂理に逆らって
無邪気にノンフィルの世界を
探検するんだ
uh
何も気にしなくていいよ
ただ夜の風に包まれに行こう
uh
不安なんてなにもないんだ
月が君をぼーっと見てるだけだから
久しぶりの運動靴
蝶々が勝手に足を運んでく
待ってスマホは最低限持っていかなくちゃ
イヤホンも持っていこうでも
最初は聞かなくていいや
耳が夜に慣れていくように
あぁたまに嗅ぎたくなる夜の匂い
湿ったようなでも爽やかな不思議な匂い
あぁ星と目が合った気がした
幼い頃の純情な世界に
巻き戻ってく
uh
穢れを知らぬ子になりたいんだ
全てを忘れて走りたい
uh
ルンルン気分で踊ろうよ
誰もあなたのことなんて気にしないさ
みんなそう思っているんだ
自分の悪い所なんか
夜に沈め無くなってしまえ
灰色と黒と青色の
魅惑の世界に誘われて
でもそんなことできるわけないんだよな
uh
無くすことはできないから
せめてもの時間夜に預けるんだ
uh
不安なんてなにもないんだ
月が君をぼーっと見てるだけだから
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