Ceui
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Stigmata – Ceui
溢れ出した涙も眩しいだけの光も無力な自分には為す術もなくて羽ばたく鳥の影を一人でそっと見送った遠い空の向こうへ 胸に鍵掛けた遥かな懐かしい日々その温もり 笑顔が甦る… わたしがここにいる証を見せて閉ざされた仄き孤洞の世界で冥闇(やみ)の何処かに希望はあるの?背中合わせの幻(ゆめ)でもいいからふれたいよ… 動き出した運命(さだめ)は螺旋を描きながらまだ見ぬ未来という坂を駆ける進んでみよう もう少し後…
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わたしが天使じゃなくなる日 – Ceui
空に叫ぶ風の音が 審判(はじまり)の時を告げる翼に触れる星は冷たく 噂好きな天使たちはわたしを嘲り笑ったその時 光纏い神(あなた)は現れ 「裁きを下す」そう云った神(あなた)は見たことのない哀しい瞳で… 笑って君だけと云ってほしいだけなのに重ねた温もりは闇へと消えた叶わぬ想いならなぜわたしを造ったの?孤独を知るためだけの魂などいらないのに 嘆きの雨は囁き翼を黒く染めてゆく凍えた薔薇は震えて眠り… …
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Truth Of My Destiny – Ceui
迫る闇の薫りに心閉ざす時甦る遠い日のRefrain響く痛みを越えて目指すよ 君と見た 透きとおるあの未来へ 押し寄せる虚無の彼方 君がそばにいてくれるなら 羽ばたく誓いの空へこの手 伸ばすよ儚い夢を 君の涙を 守る輝きになりたい残酷に染められた宿命を解き放て信じてるもうひとつのTruth Of My Destiny, To Another World 満ちる哀しみすべて 風に預けたら奏でよう 優し…
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SIROSUNA – Ceui
天鵞絨の空 抜け出した鳥は傷ついた羽を そっとたたんで凍りついた 硝子の月は散らばる夢の 亡骸を照らすよ 二度と 帰れないままでここから何処へ行こう緩い風の中 歩く勇気がほしい… 毀れた銀河 描く螺旋は星の在処を いつか示せるの砂のように 流れる時は音もたてずに この胸を満たすよ 二度と 帰れないままでここから何処へ行こう遠い明日へ手を 伸ばす強さがほしい… 鍵をかけた 胸の奥差し込んだ光の音何度…
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センティフォリア – Ceui
微睡みのなかを 訪れた春のように密やかな恋心 いつしか咲いてた 揺れてる 心の声 街を抜ける 笑顔になれる いつだって君が となりにいてくれるなら伝えたい 言えずにいた ただひとつの 愛のことばを 雨上がりの街を きらめく並木道を一緒に歩く今が とてもいとしくて ねえ手をつなごう 遠い あの日のように 光の中で 微笑んだ君が眩しくて 泣きたくなる夕闇に染まる前に 二人だけの夢を教えてただ、風に願う…
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羽化 – Ceui
ああ 無音が僕に響く 風に触れた意識の中 茨の海に倒れていた 僕の失望破って一欠片の光が もし甦るのなら… 信じたい この氷壁の宇宙(そら)に真実の声 まだ見えてこないけど信じてる 錆びついた未来でもずっと君が僕を 憶えていてくれるなら “テヲ ノバシテ ソノ ヒトミデ…” 硬く閉ざした殻の中で 巡り続ける祈りが痛みを脱ぎ捨て 新たな生命になるから… 誓いたい 絡まる闇を抱いても再生の風 もうすぐ…
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Qualia – Ceui
なぜ 涙が今 流れたの傷ついたままの羽で見つけ出せないクオリア ねぇ、ここからねぇ、還れるの瞼の草原に散った君だけを呼んでる… 遥か彼方へ飛び立つわ光より速く触れたい哀しみを終わらせて君の透明なその指で ほら 聞こえる今 甦る過ぎ去る時の砂辺で失くした波のハープ この、鼓動に愛、響いたら希望に満ちたアルペジオ身体じゅうを巡った… もしも夢なら覚めないで君と生きるための輪廻探してた声がする揺れる面影…
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Frozen Tear – Ceui
遥かな風よ導いて失くした心の在処を 壊れた記憶の欠片を繋ぐように風景は色づいてく 凍りついた涙を抱いて行こうこの願いが叶う場所へ 孤独を突き抜け明日へ透き通るまで世界の果てまで僕なら 大丈夫だよ君が呼んでる声を 聞いたんだ ずっと ずっと そばにいるよ 微かに灯る星たちを頼れば 闇も越えられる こぼれてしまうそうな痛みを秘めながら誰もが生きてるから 遠い空へ 羽ばたく鳥のように自由になれ 祈る全て…
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永久のコトバ – Ceui
柔らかな風を待つように 時間がゆっくりと歩き始めるころ心にとどまった儚い想いが新たにひとつ 響く 虹の線に 寄り添う夢の途中交差してく 願いを なぞってた 水を打つ静けさに抱かれ 旅する君がいる貴さに ふるえてどこかに 佇む 見知らぬ街もひそかに 朝を 祈る 金色に 広がる荒野を ふたり翔んでゆこう 懐かしい 未来へと (キオクヲダイテ ヤミヨニウマレ ヒカリヘカケテユク…) 廻る大地 奏でる 永…
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パラノイア – Ceui
青く 霞む空 朽ちた 風の色崩れ落ちてく 遥かな 残響 願う この胸は 儚い 水晶ね鏡のように 哀しみ 映すの 耳をすましたら 追憶の茨聞かせてわたしに かつてのともし火 深い 過ちに 倒れそうになって夢に重ねた 遠い 憧れ 今は 消えないで 愚かな世界よ眠りの前に 名前を呼びたい 狂い口づけた 楽園の花びら罪の重さなど 知らずに美しく 開く 共に 踊りましょう 天の終焉(おわり)へと門をくぐると…