真っ白なシーツ
いつもと同じ寝顔
冷えきったベッド
ただ光に包まれてたね
何気ない面影とひとり遊ぶ部屋
気がつけばいつもそばで寝転んでたね
ありふれた幸せなんて興味なかったけど
いつかそれが当たり前になってたよ
なんにも無かったこの部屋が
少しずつ物で色づいた
明日の鮮やかさがただ嬉しくて
あの人はもう来ない
あの人は
このままずっと続くんだと思ってた
突然過ぎる知らせに立ち尽くしてた
でも神様はかくれんぼ
どこを探しても見つからない
静かに明日のすべてが色褪せて
あの人はもう来ない
あの人は
誰もいないこの部屋に
色づいたこの部屋に
あの人はもう来ない
あの人は
もう二度と帰らない
優しさは帰らない
あの人はもう来ない
あの人は
真っ青なシーツ
二人が選んだ海
陽に灼けたベッド
いつまでも泳いだね
ずっと…
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